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新城市鳳来寺山自然科学博物館 特別展「『新城市の自然誌』から探る」

カテゴリー:イベント

地学を説明するパネル展示=いずれも新城市鳳来寺山自然科学博物館で
地学を説明するパネル展示=いずれも新城市鳳来寺山自然科学博物館で
クロツバメシジミの標本
クロツバメシジミの標本

 新城市鳳来寺山自然科学博物館は、特別展「『新城市の自然誌』から探る」を開いている。地学と動物、植物に分類し、30枚のパネルで解説する。8月31日まで。

 2013~15年度に市が発行した冊子「新城市の自然誌」内で取り上げた研究成果を知ってもらおうと企画した。
 地学では、国指定名勝天然記念物「鳳来寺山」や国指定天然記念物「乳岩」と宇連川河床の「馬背岩」を紹介する。旧鳳来町や設楽町南部は約1700万年前に海だったこと、作手地区は約100万~150万年前に大きな川が流れており、その後に作手高原が隆起して現在の地形になったと考察している。
 動物は、県内では新城市が唯一の生息地となっている小型チョウ「クロツバメシジミ」、鳳来寺山で発見されたハエトリグモの新種「キヨトネオンハエトリ」、自然誌で紹介した貝類「タガイ」はその後「ミナミタガイ」に分類されたことを発表している。
 植物は1938年に新城の鳥居喜一氏が見つけたことから「ミカワバイケイソウ」と名付けられ、2001年に有海の生息地が市天然記念物に指定されたことを説明する。
 加藤貞亨館長は「展示で知識を深めて現地を散策してもらえれば」と話している。
 期間中は無休。開館時間は午前9時~午後5時。入館料は一般220円、小中学生100円。
【安藤聡】

 新城市鳳来寺山自然科学博物館は、特別展「『新城市の自然誌』から探る」を開いている。地学と動物、植物に分類し、30枚のパネルで解説する。8月31日まで。

 2013~15年度に市が発行した冊子「新城市の自然誌」内で取り上げた研究成果を知ってもらおうと企画した。
 地学では、国指定名勝天然記念物「鳳来寺山」や国指定天然記念物「乳岩」と宇連川河床の「馬背岩」を紹介する。旧鳳来町や設楽町南部は約1700万年前に海だったこと、作手地区は約100万~150万年前に大きな川が流れており、その後に作手高原が隆起して現在の地形になったと考察している。
 動物は、県内では新城市が唯一の生息地となっている小型チョウ「クロツバメシジミ」、鳳来寺山で発見されたハエトリグモの新種「キヨトネオンハエトリ」、自然誌で紹介した貝類「タガイ」はその後「ミナミタガイ」に分類されたことを発表している。
 植物は1938年に新城の鳥居喜一氏が見つけたことから「ミカワバイケイソウ」と名付けられ、2001年に有海の生息地が市天然記念物に指定されたことを説明する。
 加藤貞亨館長は「展示で知識を深めて現地を散策してもらえれば」と話している。
 期間中は無休。開館時間は午前9時~午後5時。入館料は一般220円、小中学生100円。
【安藤聡】

地学を説明するパネル展示=いずれも新城市鳳来寺山自然科学博物館で
地学を説明するパネル展示=いずれも新城市鳳来寺山自然科学博物館で
クロツバメシジミの標本
クロツバメシジミの標本

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