今季初のアカウミガメ産卵確認
15日早朝、豊橋市東細谷町の表浜海岸でアカウミガメが産卵しているのを市アカウミガメ実態調査員の伴慎太郎さん(70)が見つけた。市内で産卵が確認されたのは今季初めて。
午前4時50分ごろ、伴さんは海岸にアカウミガメの足跡を発見。砂浜を50~60㌢ほど掘ると、ピンポン玉ほどの大きさの卵が117個見つかった。
その後、産卵場所が波打ち際に近かったため、水没しないよう約10㍍ほど陸側へ移動させた。
アカウミガメの産卵地として知られる遠州灘地域では、他にも静岡県御前崎市で13日に初上陸が確認されていたが、産卵はしていなかった。
今回は昨年に比べ11日早く、例年に比べても9日早い産卵。初上陸・産卵が早い場合、例年以上の産卵数が期待される。市の担当者は、砂浜にごみをポイ捨てしたり、車を乗り入れたりしないなどマナー順守を呼び掛けると共に、「アカウミガメは人に気が付くと産卵をやめることがある。見かけても騒がず、静かに見守てほしい」と話している。
(飯塚雪)
15日早朝、豊橋市東細谷町の表浜海岸でアカウミガメが産卵しているのを市アカウミガメ実態調査員の伴慎太郎さん(70)が見つけた。市内で産卵が確認されたのは今季初めて。
午前4時50分ごろ、伴さんは海岸にアカウミガメの足跡を発見。砂浜を50~60㌢ほど掘ると、ピンポン玉ほどの大きさの卵が117個見つかった。
その後、産卵場所が波打ち際に近かったため、水没しないよう約10㍍ほど陸側へ移動させた。
アカウミガメの産卵地として知られる遠州灘地域では、他にも静岡県御前崎市で13日に初上陸が確認されていたが、産卵はしていなかった。
今回は昨年に比べ11日早く、例年に比べても9日早い産卵。初上陸・産卵が早い場合、例年以上の産卵数が期待される。市の担当者は、砂浜にごみをポイ捨てしたり、車を乗り入れたりしないなどマナー順守を呼び掛けると共に、「アカウミガメは人に気が付くと産卵をやめることがある。見かけても騒がず、静かに見守てほしい」と話している。
(飯塚雪)