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設楽で小中学校統合へ

設楽町立田峯小学校
設楽町立田峯小学校
設楽町立津具中学校
設楽町立津具中学校

田峯小と津具中が田口地区の学校と

 設楽町は、今年度から2026年度までの5年間を期間とする町教育振興基本計画を策定した。小中学校規模の適正化を目的に24年4月に田峯小学校を田口小に、津具中学校を設楽中に統合する。町教育委員会が9月1日開会予定の町議会定例会に、町立学校設置条例の改正案を提出する。
 町教委によると、現在町内の小学校は5校で児童は計136人、中学校は2校で80人。児童、生徒数は減少している。田峯小は8人で、津具中は13人。統合すれば田峯小児童、津具中生徒とも田口地区の学校に通うため、新たにスクールバスを導入する。
 田峯小の保護者が町と町教委に嘆願書を出し、田口小との統合を要望した。ここ数年は学年に児童1人の時があり、学習面や人間関係づくりのため、同学年の児童がいることを望む声もあった。
 1873年11月に「第二大学区第九番中学区第十五番小学田峯学校」として開校し、1947年に段嶺村立田峯小に、56年に設楽町立になった。来年は創立150周年を迎える。普通教室棟と特別教育棟の2棟は2014年4月25日に国登録有形文化財指定されており、今後、跡地利用を町役場と地元住民で検討する。
 田峯小と田口小の間には清嶺小があるが、国道257号線沿いで21年に道の駅「したら」がオープンし、移住定住に期待がかかるとして当分は統廃合の対象としないことも決めた。
 津具中は1950年に学校組合として開校した。56年に村立となり、設楽町と合併後に町立となった。保護者アンケートで早期の統合を望む声が多数あった。校舎の跡地利用は地元住民と検討する。
【安藤聡】

田峯小と津具中が田口地区の学校と

 設楽町は、今年度から2026年度までの5年間を期間とする町教育振興基本計画を策定した。小中学校規模の適正化を目的に24年4月に田峯小学校を田口小に、津具中学校を設楽中に統合する。町教育委員会が9月1日開会予定の町議会定例会に、町立学校設置条例の改正案を提出する。
 町教委によると、現在町内の小学校は5校で児童は計136人、中学校は2校で80人。児童、生徒数は減少している。田峯小は8人で、津具中は13人。統合すれば田峯小児童、津具中生徒とも田口地区の学校に通うため、新たにスクールバスを導入する。
 田峯小の保護者が町と町教委に嘆願書を出し、田口小との統合を要望した。ここ数年は学年に児童1人の時があり、学習面や人間関係づくりのため、同学年の児童がいることを望む声もあった。
 1873年11月に「第二大学区第九番中学区第十五番小学田峯学校」として開校し、1947年に段嶺村立田峯小に、56年に設楽町立になった。来年は創立150周年を迎える。普通教室棟と特別教育棟の2棟は2014年4月25日に国登録有形文化財指定されており、今後、跡地利用を町役場と地元住民で検討する。
 田峯小と田口小の間には清嶺小があるが、国道257号線沿いで21年に道の駅「したら」がオープンし、移住定住に期待がかかるとして当分は統廃合の対象としないことも決めた。
 津具中は1950年に学校組合として開校した。56年に村立となり、設楽町と合併後に町立となった。保護者アンケートで早期の統合を望む声が多数あった。校舎の跡地利用は地元住民と検討する。
【安藤聡】

設楽町立田峯小学校
設楽町立田峯小学校
設楽町立津具中学校
設楽町立津具中学校

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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