豊川・佐奈川の子ヤギ 本紙公募で名前決まる

　豊川市の佐奈川沿いで人気の子ヤギ（雄）の名前が決まった。本紙で読者に名前を募集したところ、豊橋市在住の望月紀子さん考案の「カブト」が選ばれた。
　毎日１～２時間ほど金屋橋付近を散歩し、堤防の雑草をモリモリ食べて成長している子ヤギに、望月さんは「男の子で、５月の名前募集だったので、端午の節句にあやかり『カブト』です」と説明。
　飼い主で、焼き肉店・夕やけ横丁三丁目豊川店を営む松本年弘さん（49）は「ヤギであっても“日本男子”としてかっこいい名前を考えてもらい、とても感激しました。感謝しております」と話している。
　近隣の金屋小学校の児童らのアイドル的存在にもなっており、「カブ君」の愛称で親しまれそうだ。
（由本裕貴）