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新吉保育園新築移転で名工大生案採用

名工大のグループが提案したイメージ図
名工大のグループが提案したイメージ図

25年度開園目指す豊橋市

 豊橋市は3年後に新築移転する新吉保育園の建築計画について、全国の学生に募った設計コンペティションの上位入賞者から、名古屋工業大学の学生グループの計画案を選んだ。年内の基本計画作成を経て2025年度開園を目指す。
 名工大大学院の中山朋紀さんと原希望さん(1年)、学部生の永井里奈さん(4年)がコンペで提案した「風土の中のさんぽミチ」を選んだ。中庭を囲む「ロ」の字型建物に三つの庭と歩ける空間を設けた。
 「みんなのニワ」はすべての保育室に接する開放的な空間。保育室の玄関口でもある「土ニワ」や、植栽などが個々の居場所を生み出す「隠れニワ」がある。「さんぽミチ」では木漏れ日など自然を感じられる。
 「とよはし公共建築学生チャレンジコンペティション」には全国から高校生を含む114組が応募した。1次選考を通過した8組が8月28日の2次選考で提案発表、上位4組を表彰した。
 審査員も務めた建築家の手塚貴晴さんと由比さんをアドバイザーに、上位4組の案から絞り込んだ。保育士との意見交換や市外の先進事例などを踏まえ、10月末に成果報告会を開き、最終選考で中山さんらの案を計画案として採用した。
 中山さんらは12月の基本計画作成まで作業に携わる。その後は来年12月に着工、2025年4月開園を予定する。
【加藤広宣】

25年度開園目指す豊橋市

 豊橋市は3年後に新築移転する新吉保育園の建築計画について、全国の学生に募った設計コンペティションの上位入賞者から、名古屋工業大学の学生グループの計画案を選んだ。年内の基本計画作成を経て2025年度開園を目指す。
 名工大大学院の中山朋紀さんと原希望さん(1年)、学部生の永井里奈さん(4年)がコンペで提案した「風土の中のさんぽミチ」を選んだ。中庭を囲む「ロ」の字型建物に三つの庭と歩ける空間を設けた。
 「みんなのニワ」はすべての保育室に接する開放的な空間。保育室の玄関口でもある「土ニワ」や、植栽などが個々の居場所を生み出す「隠れニワ」がある。「さんぽミチ」では木漏れ日など自然を感じられる。
 「とよはし公共建築学生チャレンジコンペティション」には全国から高校生を含む114組が応募した。1次選考を通過した8組が8月28日の2次選考で提案発表、上位4組を表彰した。
 審査員も務めた建築家の手塚貴晴さんと由比さんをアドバイザーに、上位4組の案から絞り込んだ。保育士との意見交換や市外の先進事例などを踏まえ、10月末に成果報告会を開き、最終選考で中山さんらの案を計画案として採用した。
 中山さんらは12月の基本計画作成まで作業に携わる。その後は来年12月に着工、2025年4月開園を予定する。
【加藤広宣】

名工大のグループが提案したイメージ図
名工大のグループが提案したイメージ図

カテゴリー:社会・経済

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