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小野田さん初の書道作品集を発刊

書道作品集「書とゝもに」を手にする小野田さん夫妻=東愛知新聞社で
書道作品集「書とゝもに」を手にする小野田さん夫妻=東愛知新聞社で

 涛心書道会(名古屋市)の会員で、豊橋南高生活デザイン科主任だった小野田雅子(雅号・蘭逕)さん(74)=豊橋市高塚町=が、初の作品集「書とゝもに」を自費出版した。中学時代から現在までの自作品50点を厳選し、元時習館高校長の夫・章二氏(77)とともに歩んだ半生を、年表付きで振り返った一冊。AB変形判114㌻。300部つくり、希望者に無料配布している。
 雅子さんは、豊川市東部中書道部で書を始め、豊橋東高、奈良女子大を経て県立高校の家庭科教諭として奉職。同じ高校教員だった章二氏と結婚して2児のママとなり、教職と主婦業も両立させてきた。子育てが一段落した40歳の時、涛心書道会理事・彦坂雪邑氏(豊橋市老津町)の門をたたいて以来、30余年にわたり古典臨書などの創作をライフワークとしている。現在雅子さんは田原福祉専門学校講師、章二氏は名古屋学芸大名誉教授として、引き続き教職に身を置く“おしどり夫婦”だ。
 「学校に行って(自宅に)帰る時が、いちばん満たされています。生涯現役ですよ」と話す雅子さん。今回の作品集では、そのような心境を「栽花楽太平」としたため、掛け軸作品として掲載した。
 豊橋西高で3年、時習館で4年間それぞれ校長を勤めた夫に、入学式・卒業式の式辞を格調高い書で彩った雅子さん。その夫が退職した時は、幕引きを祝って、本人がモットーとしている「春風を以て人に接する」の五言二句をプレゼントし、その掛け軸作品も掲載している。
 「秘書的な役割を果たしてくれた。ありがたかった」と妻に感謝する章二氏。作品集の問い合わせは夫妻宅(0532・21・2347)まで。
(藤田彰彦)

 涛心書道会(名古屋市)の会員で、豊橋南高生活デザイン科主任だった小野田雅子(雅号・蘭逕)さん(74)=豊橋市高塚町=が、初の作品集「書とゝもに」を自費出版した。中学時代から現在までの自作品50点を厳選し、元時習館高校長の夫・章二氏(77)とともに歩んだ半生を、年表付きで振り返った一冊。AB変形判114㌻。300部つくり、希望者に無料配布している。
 雅子さんは、豊川市東部中書道部で書を始め、豊橋東高、奈良女子大を経て県立高校の家庭科教諭として奉職。同じ高校教員だった章二氏と結婚して2児のママとなり、教職と主婦業も両立させてきた。子育てが一段落した40歳の時、涛心書道会理事・彦坂雪邑氏(豊橋市老津町)の門をたたいて以来、30余年にわたり古典臨書などの創作をライフワークとしている。現在雅子さんは田原福祉専門学校講師、章二氏は名古屋学芸大名誉教授として、引き続き教職に身を置く“おしどり夫婦”だ。
 「学校に行って(自宅に)帰る時が、いちばん満たされています。生涯現役ですよ」と話す雅子さん。今回の作品集では、そのような心境を「栽花楽太平」としたため、掛け軸作品として掲載した。
 豊橋西高で3年、時習館で4年間それぞれ校長を勤めた夫に、入学式・卒業式の式辞を格調高い書で彩った雅子さん。その夫が退職した時は、幕引きを祝って、本人がモットーとしている「春風を以て人に接する」の五言二句をプレゼントし、その掛け軸作品も掲載している。
 「秘書的な役割を果たしてくれた。ありがたかった」と妻に感謝する章二氏。作品集の問い合わせは夫妻宅(0532・21・2347)まで。
(藤田彰彦)

書道作品集「書とゝもに」を手にする小野田さん夫妻=東愛知新聞社で
書道作品集「書とゝもに」を手にする小野田さん夫妻=東愛知新聞社で

カテゴリー:芸能・文化

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