豊橋・ここにこでトマト植物工場展

　農業の次世代施設園芸を紹介する企画展「豊橋の未来農業を知ろう！　トマト植物工場展」が、豊橋市こども未来館ここにこで開かれている。30日まで。
　企画展は同市で盛んな農業にスポットを当て、農業関連の事業を手掛けるイノチオホールディングス（豊橋市向草間町）が協力。同社などが進める「太陽光利用型植物工場」の仕組みをパネルや動画、模型で子どもたちにも分かりやすく紹介している。
　土・日曜に開催する「トマトクイズ王大会」では、〇×の２択で10問ほど出題。子どもたちが「トマト王」の座を懸けてトマトの知識を競う。午前10時と午後１時の２回。参加無料で、記念品も贈る。
　ほかにも、豊橋、田原両市で栽培されている「あまえぎみ」「アイコ」「タイガー」など種類豊富なトマト・ミニトマトも本物が並び、出荷額全国１位の一端に触れられるほか、トマトのかぶり物を頭にはめて子どもたちがトマトになりきる撮影ブースなど、体感しながら農業について学べる。
　イベントは、27日の午前11時と午後２時 に「トマトで２色のジャムを作ろう！＆10種類のトマト食べ比べ」（参加費５００円）、28日午前10時には「ミニトマト栽培にチャレンジしてみよう！」（同）がある。ジャム作りは事前申し込み制で各回とも親子10組（先着順）。
　問い合わせは、ここにこ（０５３２・21・５５２７）へ。
（飯塚雪）