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来月24日から「もっくる新城」が高速一時立ち寄り可に

6月24日から社会実験が始まる道の駅もっくる新城=新城市八束穂で
6月24日から社会実験が始まる道の駅もっくる新城=新城市八束穂で

 新城市八束穂の道の駅「もっくる新城」で6月24日、ETC2・0搭載車を対象に新東名高速道路新城インターチェンジ(IC)から一時退出を可能とする社会実験が始まる。国交省が実施する。道の駅関係者は「奥三河地区への行楽情報発信機会が増える」と歓迎している。
 実験では目的地を目指す途中に専用ETC搭載車が新城ICを降りて道の駅に立ち寄り、1時間以内に同ICから高速道路本線に戻った場合、高速道路を降りずに利用した場合と同じ料金とする。道の駅を利用して周辺のガソリンスタンドでの給油も可能としている。
 例えば大阪府の吹田ICから東京都の東京ICを目指した場合、新城ICで降車すれば吹田-新城間6050円と、新城-東京間5810円を足して1万1860円となり、実験中は1160円安い1万700円となる。
 中部整備局では道の駅出入り口部分にETC2・0用の送受信機を設置する。実験では道の駅滞在時間やアンケートを行い、沿線の休憩施設として代替となるのかを考える。
 国交省では高速道路で休息施設の間隔がおおむね25㌔以上ある区間を減らしていこうとしている。背景にはサービスエリアやパーキングエリアのテーマパーク化もあり、滞在時間が長くなる傾向があるほか、ドライバーに十分な休憩場所の確保を図ろうとする狙いもある。今年度はもっくる新城のほか、群馬県佐波郡の玉村宿(関越道)、山口県周南市のソレーネ周南(山陽道)で実施する。
 道の駅「もっくる新城」にある観光案内所を運営している奥三河観光協議会の安彦誠一事務局長は「前向きにとらえている。1時間ながらも多くの情報を発信して奥三河に来てもらうようにしていきたい」と意気込んでいる。
(安藤聡)

 新城市八束穂の道の駅「もっくる新城」で6月24日、ETC2・0搭載車を対象に新東名高速道路新城インターチェンジ(IC)から一時退出を可能とする社会実験が始まる。国交省が実施する。道の駅関係者は「奥三河地区への行楽情報発信機会が増える」と歓迎している。
 実験では目的地を目指す途中に専用ETC搭載車が新城ICを降りて道の駅に立ち寄り、1時間以内に同ICから高速道路本線に戻った場合、高速道路を降りずに利用した場合と同じ料金とする。道の駅を利用して周辺のガソリンスタンドでの給油も可能としている。
 例えば大阪府の吹田ICから東京都の東京ICを目指した場合、新城ICで降車すれば吹田-新城間6050円と、新城-東京間5810円を足して1万1860円となり、実験中は1160円安い1万700円となる。
 中部整備局では道の駅出入り口部分にETC2・0用の送受信機を設置する。実験では道の駅滞在時間やアンケートを行い、沿線の休憩施設として代替となるのかを考える。
 国交省では高速道路で休息施設の間隔がおおむね25㌔以上ある区間を減らしていこうとしている。背景にはサービスエリアやパーキングエリアのテーマパーク化もあり、滞在時間が長くなる傾向があるほか、ドライバーに十分な休憩場所の確保を図ろうとする狙いもある。今年度はもっくる新城のほか、群馬県佐波郡の玉村宿(関越道)、山口県周南市のソレーネ周南(山陽道)で実施する。
 道の駅「もっくる新城」にある観光案内所を運営している奥三河観光協議会の安彦誠一事務局長は「前向きにとらえている。1時間ながらも多くの情報を発信して奥三河に来てもらうようにしていきたい」と意気込んでいる。
(安藤聡)

6月24日から社会実験が始まる道の駅もっくる新城=新城市八束穂で
6月24日から社会実験が始まる道の駅もっくる新城=新城市八束穂で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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