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元高校教師古市さん「徒然メモ百科」出版

出版された本を手にする古市さん=新城市で
出版された本を手にする古市さん=新城市で

 新城市杉山の元高校教師古市貞雄さん(78)が、日々メモに書き留めた言葉や短文を書籍にまとめた「徒然メモ百科」が、文芸社から出版された。四六判191㌻。「過去20年間行ってきたメモの成果として出版できてうれしい」と語っている。
 発行は2003(平成15)年に自費出版した「メモ魔の雑学」がもとになっている。新城市の図書館に収められていた本を昨年、文芸社の関係者の目に留まったのがきっかけだった。
 古市さんは大学を卒業して自動車販売会社に勤めた後に国語の高校教師となった。新城作手分校、渥美農業、鳳来寺、豊橋南、新城東高校でそれぞれ教べんを取った。教員時代から「心の琴線に触れ、教育にも役立つ」とメモは欠かさず行っている。
 同書は「メモ魔の雑学」で取り上げた1983年から2002年のものに一部を加えた。元教員のように「5時間目」までと「昼休み」がある。メモの言葉から「社会」「世界」「文化」「歴史」「箴言(しんげん)」など分類。また昼休みでは「ユーモア」や「世相」などを紹介している。
 日々日記を書き続けている古市さんは、その年に何があったのかを心に留めたいと自身が生まれた1938年からの棚を作り、新聞の切り抜きなどを入れている。
 「父が書き留めるのが好きだったからそのDNAが引き継がれたのか。今でも畑の草むしり中に記録もれはなかったのかと心配することもあります」と古市さん。
 1200円(税別)。精文館書店本店、新城店、豊川堂で販売している。
(安藤聡)

 新城市杉山の元高校教師古市貞雄さん(78)が、日々メモに書き留めた言葉や短文を書籍にまとめた「徒然メモ百科」が、文芸社から出版された。四六判191㌻。「過去20年間行ってきたメモの成果として出版できてうれしい」と語っている。
 発行は2003(平成15)年に自費出版した「メモ魔の雑学」がもとになっている。新城市の図書館に収められていた本を昨年、文芸社の関係者の目に留まったのがきっかけだった。
 古市さんは大学を卒業して自動車販売会社に勤めた後に国語の高校教師となった。新城作手分校、渥美農業、鳳来寺、豊橋南、新城東高校でそれぞれ教べんを取った。教員時代から「心の琴線に触れ、教育にも役立つ」とメモは欠かさず行っている。
 同書は「メモ魔の雑学」で取り上げた1983年から2002年のものに一部を加えた。元教員のように「5時間目」までと「昼休み」がある。メモの言葉から「社会」「世界」「文化」「歴史」「箴言(しんげん)」など分類。また昼休みでは「ユーモア」や「世相」などを紹介している。
 日々日記を書き続けている古市さんは、その年に何があったのかを心に留めたいと自身が生まれた1938年からの棚を作り、新聞の切り抜きなどを入れている。
 「父が書き留めるのが好きだったからそのDNAが引き継がれたのか。今でも畑の草むしり中に記録もれはなかったのかと心配することもあります」と古市さん。
 1200円(税別)。精文館書店本店、新城店、豊川堂で販売している。
(安藤聡)

出版された本を手にする古市さん=新城市で
出版された本を手にする古市さん=新城市で

カテゴリー:社会・経済

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