豊川・おいでん祭「“おどら舞”コンテスト」

　豊川市民まつり・おいでん祭２日目の28日、市野球場でメインイベントの「第15回市民“おどら舞”コンテスト」が開かれた。地元10団体がよさこいを踊り、一般の部では豊川信用金庫の若手職員でなるかわしん演舞団が優勝。好天にも恵まれ、２日間で昨年より約１０００人多い17万６０００人が訪れた。
　園児や小学生、金融機関や農協、市職員や自衛隊員まで、ジュニア部門に３団体、一般部門に７団体が出場。地元豊川をテーマにした「おいでん豊川」などの曲目に合わせ、練習の成果と結束力を発揮した。
　一般では、豊川信金の入庫２、３年目の職員40人で結成したかわしん演舞団が最高位のおいでん大賞に輝いた。「南中ソーラン」を切れのある動きと絶妙なチームワークで踊り、「どっこいしょ！どっこいしょ！」の掛け声で観衆を魅了。落合将幸さん（24）は「２カ月間みっちり練習したので、優勝できる気しかしなかった。来年も後輩たちが頑張ってほしい」と話した。
　ジュニア部門ではよさこいキッズ光明寺幼稚園が優勝。平均年齢72歳の高齢者でなる豊川市シルバー人材センターも初出場し、若者に負けじと元気あふれる演舞を披露した。
　おいでん大賞・一般＝かわしん演舞団▽同・ジュニア＝よさこいキッズ光明寺幼稚園▽準おいでん大賞・一般＝狐凰▽同・ジュニア＝きらきら光輝ＳＰ２０１７▽プリオテナント賞＝浮凛子▽イオン賞＝豊嵐隊ｗｉｔｈＭ▽ＪＡひまわり賞＝ＪＡひまわり青年部▽豊川信用金庫賞＝かわしんだら～踊るんだに～▽豊川ＹＥＧ賞＝豊川市シルバー人材センター、ＣＬＯＶＥＲ
（由本裕貴）