宮島さん迎え豊川八南小児童がカウンタースキン体験
豊川市の八南小学校(小野清隆校長)で31日、現代美術作家・宮島達男さん(60)によるアウトリーチが開かれ、6年生児童96人が「カウンタースキン」と呼ばれる芸術に挑戦した。
2人1組となり、互いの肌に筆や絵の具を使ってデジタル数字を描くと、校内の好きな場所に移動し、その姿をカメラで撮り合った。各自が好きな数字や色を選び、顔や腕、足の他、背中に大きく描いてもらう男の子もおり、個性が垣間見られた。
数字を描く理由について、宮島さんは「時間や歴史、命を考えるきっかけにしてほしい」と説明。「すべての国の人が共通して理解できるもの」として、東京都では皮膚の色が異なる男女に数字のボディーペイントを施した写真展を開いている。
仲良く頬に数字を描き合った高木美夢さん(11)と氏原輝(かがり)さん(12)は「最初はくすぐったいけど、だんだん慣れてきた」「楽しくて、いい思い出になる」と笑顔だった。
児童らが撮影した写真は12月16日から来年1月20日まで市桜ヶ丘ミュージアムで予定するワークショップ報告展で展示する。
(由本裕貴)
豊川市の八南小学校(小野清隆校長)で31日、現代美術作家・宮島達男さん(60)によるアウトリーチが開かれ、6年生児童96人が「カウンタースキン」と呼ばれる芸術に挑戦した。
2人1組となり、互いの肌に筆や絵の具を使ってデジタル数字を描くと、校内の好きな場所に移動し、その姿をカメラで撮り合った。各自が好きな数字や色を選び、顔や腕、足の他、背中に大きく描いてもらう男の子もおり、個性が垣間見られた。
数字を描く理由について、宮島さんは「時間や歴史、命を考えるきっかけにしてほしい」と説明。「すべての国の人が共通して理解できるもの」として、東京都では皮膚の色が異なる男女に数字のボディーペイントを施した写真展を開いている。
仲良く頬に数字を描き合った高木美夢さん(11)と氏原輝(かがり)さん(12)は「最初はくすぐったいけど、だんだん慣れてきた」「楽しくて、いい思い出になる」と笑顔だった。
児童らが撮影した写真は12月16日から来年1月20日まで市桜ヶ丘ミュージアムで予定するワークショップ報告展で展示する。
(由本裕貴)