文字の大きさ

豊川市桜ケ丘ミュージアムの茶室「心々庵」一新

新設された「立礼席」で茶を楽しむ人=茶室「心々庵」で
新設された「立礼席」で茶を楽しむ人=茶室「心々庵」で

椅子で楽しめる立礼席を増設

 豊川市桜ケ丘ミュージアムの茶室「心々庵(しんしんあん)」が19日、リニューアルオープンした。広さが倍になり、椅子に座って茶が飲める「立礼席」が新設された。市制施行80周年記念事業の一つ。
 1994年に開館した。本格的な茶会から、気軽に楽しめる市民呈茶、初心者向けの茶道講座などに使われてきた。今回は、老朽化した部分を修復し、立礼席、水屋(台所)を増設した。全体の広さは177平方㍍になった。
 立礼席は23平方㍍で定員16人。靴のまま入れる。正座ができない人でも茶を楽しめる。また水屋まで車で行けるようになり、荷物の運び入れが楽になった。
 式典で竹本幸夫市長は「茶室のリニューアルは私の公約の一つ。立礼席を新たに作り、素晴らしい施設になった。孫を連れた祖父母がお茶を楽しむ姿が目に浮かびます」とあいさつ。早川喬俊議長、藤原宏樹県議が祝辞を述べた。
 春の市民茶会が開催され、大勢の人が来場した。さっそく立礼席で茶をいただいた沼沢ひとみさん(52)は「正座をしないだけでなく、お点前などが簡略化され、和室の茶席よりも気軽に利用できる。多くの人が茶の文化に接する機会が増えるのでは」と話していた。
【竹下貴信】

椅子で楽しめる立礼席を増設

 豊川市桜ケ丘ミュージアムの茶室「心々庵(しんしんあん)」が19日、リニューアルオープンした。広さが倍になり、椅子に座って茶が飲める「立礼席」が新設された。市制施行80周年記念事業の一つ。
 1994年に開館した。本格的な茶会から、気軽に楽しめる市民呈茶、初心者向けの茶道講座などに使われてきた。今回は、老朽化した部分を修復し、立礼席、水屋(台所)を増設した。全体の広さは177平方㍍になった。
 立礼席は23平方㍍で定員16人。靴のまま入れる。正座ができない人でも茶を楽しめる。また水屋まで車で行けるようになり、荷物の運び入れが楽になった。
 式典で竹本幸夫市長は「茶室のリニューアルは私の公約の一つ。立礼席を新たに作り、素晴らしい施設になった。孫を連れた祖父母がお茶を楽しむ姿が目に浮かびます」とあいさつ。早川喬俊議長、藤原宏樹県議が祝辞を述べた。
 春の市民茶会が開催され、大勢の人が来場した。さっそく立礼席で茶をいただいた沼沢ひとみさん(52)は「正座をしないだけでなく、お点前などが簡略化され、和室の茶席よりも気軽に利用できる。多くの人が茶の文化に接する機会が増えるのでは」と話していた。
【竹下貴信】

新設された「立礼席」で茶を楽しむ人=茶室「心々庵」で
新設された「立礼席」で茶を楽しむ人=茶室「心々庵」で

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR