児童が打ち上げ花火を考える

　蒲郡市立竹島小学校の６年生67人が５日、蒲郡まつり納涼花火大会（７月30日）で打ち上げるスターマイン花火の構成を考えた。児童らは“恋ダンス”で有名な「恋」（星野源）の曲に合わせて披露する花火を選んだ。
　同市では打ち上げ花火に興味を持ってもらおうと、２０１１（平成23）年度から希望のあった小学校の児童たちで花火学習を行っている。今年は同校の他、北部小学校でも取り組む。
　児童たちは四つの場面に分かれイメージにあった花火を考えた。最初のグループでは「次第に派手にして盛り上げていく」や３番目は「次の花火の色と重ならないように区別した」などと選んだ花火を発表した。
　講師を務めた市内の花火製造会社加藤煙火の本田裕之さんは「次のことを考えたり、意味合いのある花火を選んでいることがすばらしい」と目を細めた。
　一方、北部小学校６年生は「夢のありか」（ナオト・インティライミ）に合わせた花火を考える。
　花火大会は７月30日夜に蒲郡市の竹島ふ頭周辺で行われる。
（安藤聡）