設楽町長選 現職・横山氏が出馬表明

　任期満了に伴う設楽町長選挙（10月10日告示、同15日投開票）に、現職の横山光明氏（67）＝２期＝が６日、無所属での立候補を表明した。この日開会した町議会定例会で明らかにし、「設楽ダム建設受け入れ協定締結時に位置づけた整備計画を推進し、町民が幸せに暮らすことができるようこれらを実施していくことが私に課せられた使命。計画を着実に進めていきたい」と決意を語った。
　横山氏は副町長を務めた後の２００９年10月の町長選で初当選。４年前の選挙で再選して現在２期目。
　議会後には記者団に対して会見し、「町長就任以来町民が元気で安心して暮らせるまちづくりを目指してきた。２期８年で進めてきたがダム関連の整備事業も含めて道半ば。第２次総合計画も始まっており、これらを着実に進めていきたい」と語った。
　具体的な施策では人口減への対策として移住定住推進を図るほか、公共下水道整備、町内の道路整備を進めていく。また設楽ダムを観光資源として関連施設の整備に努めるほか、清崎地内の国道２５７号沿いに道の駅を整備して公設民営方式で行い、観光拠点化を目指す。
　町長選には町議の夏目忠昭氏（73）＝田口＝がすでに出馬を表明しており、選挙になる見込みとなった。
（安藤聡）