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豊橋くすのき特別支援学校生徒が渥美農業高で実習

キクのわき芽取りをする両校生徒ら=渥美農業高校の切花温室で
キクのわき芽取りをする両校生徒ら=渥美農業高校の切花温室で

 豊橋市立くすのき特別支援学校高等部2年生が9日、田原市の県立渥美農業高校を訪れ、同校生徒らと一緒に農業実習をした。
 交流を兼ねた共同学習の一環。午前は一般・職業両コースの30人が学校敷地内でサツマイモの定植や落花生の畝作りを体験。午後は農業高校3年の施設園芸、農業両科の授業にくすのきの職業コース2年生9人が参加し、切り花、鉢物、環境科学などの科目分野に分かれて実習に臨んだ。
 このうち、切り花専攻ではカスミソウに専用の肥料を用いて複数種類の色彩染めにより、観賞用として応用できるかなどについて考える研究の説明を受けたほか、温室ではキクの栽培過程で必要な作業のわき芽取りに挑戦。農業高校の生徒が、くすのきの生徒に作業方法を教えながら実践した。
 就職を目指す職業コースは週8時間の農業科目が授業に組み込まれており、生徒たちは農業栽培や食品加工について勉強しているという。
 両校の合同実習は年度内2回を予定しており、次回は冬にサツマイモの収穫などを計画している。
(千葉敬也)

 豊橋市立くすのき特別支援学校高等部2年生が9日、田原市の県立渥美農業高校を訪れ、同校生徒らと一緒に農業実習をした。
 交流を兼ねた共同学習の一環。午前は一般・職業両コースの30人が学校敷地内でサツマイモの定植や落花生の畝作りを体験。午後は農業高校3年の施設園芸、農業両科の授業にくすのきの職業コース2年生9人が参加し、切り花、鉢物、環境科学などの科目分野に分かれて実習に臨んだ。
 このうち、切り花専攻ではカスミソウに専用の肥料を用いて複数種類の色彩染めにより、観賞用として応用できるかなどについて考える研究の説明を受けたほか、温室ではキクの栽培過程で必要な作業のわき芽取りに挑戦。農業高校の生徒が、くすのきの生徒に作業方法を教えながら実践した。
 就職を目指す職業コースは週8時間の農業科目が授業に組み込まれており、生徒たちは農業栽培や食品加工について勉強しているという。
 両校の合同実習は年度内2回を予定しており、次回は冬にサツマイモの収穫などを計画している。
(千葉敬也)

キクのわき芽取りをする両校生徒ら=渥美農業高校の切花温室で
キクのわき芽取りをする両校生徒ら=渥美農業高校の切花温室で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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