市民オペラ「アンドレア・シェニエ」フィナーレ

　三河市民オペラ制作委員会が主催した「アンドレア・シェニエ」の２日目の上演が７日、豊橋市草間町の「アイプラザ豊橋」であった。東愛知新聞社など後援。
　制作委員会が手掛けた５作目。６日にも別キャストで上演された。この日は笛田博昭さんがシェニエ、小林厚子さんがマッダレーナ、今井俊輔さんがジェラールを演じた。
　会場は前売りチケットが完売となり、約１５００人が詰めかけて満席となった。２人が断頭台に上る感動的なラストシーンでは、「ブラボー」と声が上がった。幕が下りると、何度もカーテンコールが起きた。これに応えてフルキャストが舞台上で手をつなぎ、観客席に向かって何度もお辞儀した。
　イタリアの作曲家ウンベルト・ジョルダーノによる全４幕のオペラ。「上演が難しい傑作」と評される。
【北川壱暉】