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「アウトリーチとよはし まちなか」がサツマイモのつるを挿し

サツマイモのつる挿しに励む利用者と職員ら=豊橋市南大清水町で
サツマイモのつる挿しに励む利用者と職員ら=豊橋市南大清水町で

 障がい者就労継続支援B型事業所「アウトリーチとよはし まちなか」は24日、豊橋市南大清水町の農地で利用者と職員、ボランティアらがサツマイモのつるを挿した。
 高齢者、障がい者など社会的弱者を支援している「高齢者等支援フォーラム」が運営する事業所。「まちなか」は昨年6月、札木町に開所した。障がいのある18~62歳の17人が通う。就労支援事業の一環としてベッドメークやポスティングの仕事、内職、農園事業に携わっている。
 サツマイモ作りは昨年に続き2回目。農福連携事業として、地元農家の協力で県立豊橋南高校近くの農地を1反借り受けて栽培する。昨年は「紅はるか」「紅あずま」の苗計1600本を植え、できた芋は地元の「マックスバリュ」の協力で販売した。さらに焼き芋やフライにして自分たちで食べたり、豊橋まつりでも販売したりした。自然の中で土に触れることで利用者の精神も安定するため、農園作業は人気があるという。
 今回は「紅はるか」「シルクスイート」の苗を計3000本用意。利用者と職員、ボランティアら7人が参加し、会話を弾ませながら丁寧につるを挿していった。収穫は9月末から10月初めを予定している。利用者が職員と一緒に通って水やりや草取りをする。
 「皆さんのご協力で今年も栽培できる。少しでも利用者の工賃に反映されれば。少しずつ一般就労へと近付けるように頑張りたい」と木所和代理事長は話していた。
【田中博子】

 障がい者就労継続支援B型事業所「アウトリーチとよはし まちなか」は24日、豊橋市南大清水町の農地で利用者と職員、ボランティアらがサツマイモのつるを挿した。
 高齢者、障がい者など社会的弱者を支援している「高齢者等支援フォーラム」が運営する事業所。「まちなか」は昨年6月、札木町に開所した。障がいのある18~62歳の17人が通う。就労支援事業の一環としてベッドメークやポスティングの仕事、内職、農園事業に携わっている。
 サツマイモ作りは昨年に続き2回目。農福連携事業として、地元農家の協力で県立豊橋南高校近くの農地を1反借り受けて栽培する。昨年は「紅はるか」「紅あずま」の苗計1600本を植え、できた芋は地元の「マックスバリュ」の協力で販売した。さらに焼き芋やフライにして自分たちで食べたり、豊橋まつりでも販売したりした。自然の中で土に触れることで利用者の精神も安定するため、農園作業は人気があるという。
 今回は「紅はるか」「シルクスイート」の苗を計3000本用意。利用者と職員、ボランティアら7人が参加し、会話を弾ませながら丁寧につるを挿していった。収穫は9月末から10月初めを予定している。利用者が職員と一緒に通って水やりや草取りをする。
 「皆さんのご協力で今年も栽培できる。少しでも利用者の工賃に反映されれば。少しずつ一般就労へと近付けるように頑張りたい」と木所和代理事長は話していた。
【田中博子】

サツマイモのつる挿しに励む利用者と職員ら=豊橋市南大清水町で
サツマイモのつる挿しに励む利用者と職員ら=豊橋市南大清水町で

カテゴリー:社会・経済

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