豊橋・ほの国百貨店にお歳暮ギフトセンター開設で出陣式

　ほの国百貨店（豊橋市駅前大通）は17日、９階にお歳暮ギフトセンターを立ち上げ、お歳暮商戦を一丸で乗り切ろうと出陣式に臨んだ。今季目標予算額は全館で前年比約３００万円弱増の１億８０００万円に設定した。
　今季は全体で約７５０点を準備。全国の“味”を集めた「道の駅ギフト地元便」をはじめ、各地の名産品を産地直送するセット、東北・九州応援ギフトや東三河地域の厳選グルメなど多彩な商品展開とした。
　就業人口の減少やお歳暮の慣行が低下している背景から、消費動向は右肩下がりだが、自宅需要の喚起を狙い、家族で楽しんでもらえる種類も取りそろえた。カニやイクラ、海鮮ピザ、ローストビーフなどを盛り込んだセットで年末年始の家族だんらん向けにオススメという。
　出陣式では幹部やギフトセンタースタッフら従業員40人が参加。神事後、牧野浩志社長は「いよいよ１年で一番の商戦の季節。メリハリのある仕事を心がけながら目標達成を目指し、まごころを込めた接客で乗り切りましょう」と激励。外商部代表者らによる決意表明に続いて、全員で「お歳暮商戦、予算達成に向けてガンバロー」を三唱し、気勢を上げた。
　受け付けは12月26日までで、早期割引適用期限となる今月末と来月第一週が注文のピークと見ている。
（千葉敬也）