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全国高校野球選手権愛知大会組み合わせ抽選会

シード校としてくじを引いた豊橋中央の近藤さん㊨と桜丘の中村さん=刈谷市総合文化センターで
シード校としてくじを引いた豊橋中央の近藤さん㊨と桜丘の中村さん=刈谷市総合文化センターで
元気に校名と番号を読み上げる豊川の澤木さん=同
元気に校名と番号を読み上げる豊川の澤木さん=同

 夏の甲子園出場を懸けた第99回全国高校野球選手権愛知大会(7月1日開幕)の組み合わせ抽選会が17日、刈谷市総合文化センターで行われた。合同チームを含む全188チームが出場し、東三河からは24校が挑む。シードの豊橋中央、桜丘は「私学4強」と当たらない好ブロックに入った。
 今春の県大会で8強入りし、第90回記念大会以来、9年ぶりに夏のシード権を得た豊橋中央。例年なら主将が務めるくじ引き役が、今年は女子マネジャーに託された。
 「勝ち運を使い果たさないように」と、3年生3人でじゃんけんして負けた近藤果奈さんが引いたのはAブロック。結果的に今回ノーシードの愛工大名電や享栄といった甲子園常連校は別ブロックとなり、近藤さんは「強い学校は他のブロックになったので良かった」と笑顔を見せた。
 昨年は3年生のマネジャーがおらず、同学年の青木未羽さん、林茉緒さんと二人三脚でチームを支えてきた。おにぎりやうどんを作って選手の体力の源となり、最後の夏に向けては3年はユニホーム、2年はホームベース、1年はボールと学年ごとに形の異なるお守りを制作中。近藤さんは「甲子園に向かって一直線に頑張ってほしい」と期待した。
 また、昨秋東海大会に出場した桜丘も強豪私学のいないEブロック。先月の招待試合では清宮幸太郎内野手を擁する早稲田実業に勝ち、くじを引いた主将の中村竜也さん(3年)は「チームの状態も雰囲気もいい。早実の打力のすごさは、シード校との試合に向けて参考になった」と、準々決勝以降の戦いも見据えた。
 豊川は、仲間の推薦で今夏はメンバー外となった澤木貫太さん(3年)が、豊川稲荷の伝統に沿って合唱してから引いた。東邦と同じBブロックで、初戦で力のある愛産大工業と対戦するが、前向きでムードメーカーの澤木さんは「まず1回戦で勝って、東邦にも勝って8強入りはしてくれると思う。みんなで長い夏を過ごしたい」と話した。
(由本裕貴)

 夏の甲子園出場を懸けた第99回全国高校野球選手権愛知大会(7月1日開幕)の組み合わせ抽選会が17日、刈谷市総合文化センターで行われた。合同チームを含む全188チームが出場し、東三河からは24校が挑む。シードの豊橋中央、桜丘は「私学4強」と当たらない好ブロックに入った。
 今春の県大会で8強入りし、第90回記念大会以来、9年ぶりに夏のシード権を得た豊橋中央。例年なら主将が務めるくじ引き役が、今年は女子マネジャーに託された。
 「勝ち運を使い果たさないように」と、3年生3人でじゃんけんして負けた近藤果奈さんが引いたのはAブロック。結果的に今回ノーシードの愛工大名電や享栄といった甲子園常連校は別ブロックとなり、近藤さんは「強い学校は他のブロックになったので良かった」と笑顔を見せた。
 昨年は3年生のマネジャーがおらず、同学年の青木未羽さん、林茉緒さんと二人三脚でチームを支えてきた。おにぎりやうどんを作って選手の体力の源となり、最後の夏に向けては3年はユニホーム、2年はホームベース、1年はボールと学年ごとに形の異なるお守りを制作中。近藤さんは「甲子園に向かって一直線に頑張ってほしい」と期待した。
 また、昨秋東海大会に出場した桜丘も強豪私学のいないEブロック。先月の招待試合では清宮幸太郎内野手を擁する早稲田実業に勝ち、くじを引いた主将の中村竜也さん(3年)は「チームの状態も雰囲気もいい。早実の打力のすごさは、シード校との試合に向けて参考になった」と、準々決勝以降の戦いも見据えた。
 豊川は、仲間の推薦で今夏はメンバー外となった澤木貫太さん(3年)が、豊川稲荷の伝統に沿って合唱してから引いた。東邦と同じBブロックで、初戦で力のある愛産大工業と対戦するが、前向きでムードメーカーの澤木さんは「まず1回戦で勝って、東邦にも勝って8強入りはしてくれると思う。みんなで長い夏を過ごしたい」と話した。
(由本裕貴)

シード校としてくじを引いた豊橋中央の近藤さん㊨と桜丘の中村さん=刈谷市総合文化センターで
シード校としてくじを引いた豊橋中央の近藤さん㊨と桜丘の中村さん=刈谷市総合文化センターで
元気に校名と番号を読み上げる豊川の澤木さん=同
元気に校名と番号を読み上げる豊川の澤木さん=同

カテゴリー:社会・経済 / スポーツ

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