食品衛生協会豊橋支部総会で表彰式

　県食品衛生協会豊橋支部（今川宏一支部長）は20日、豊橋市保健所・保健センター講堂で今年度総会を開催。食品衛生優良施設や永年勤続優良従業員の表彰、任期満了に伴う役員改選など行った。
　表彰式では今川支部長が「優良表彰される方々は他の模範となる人たちばかり。今後も我々協会発展のためご尽力いただきたい。豊橋では昨年は食中毒が発生してしまったが、４月以降は集団食中毒は発生していない。これから夏に向かって温度が高くなるので、十二分に注意いただきたい」などとあいさつ。
　食品衛生優良施設表彰では、市長賞の愛知県経済農業協同組合連合会食肉部豊橋ミートセンターに金田英樹副市長が、支部長表彰のクックマート東脇店など10施設には今川支部長からそれぞれ表彰状など贈呈。続いて永年勤続優良従業員28人の表彰も実施した。
　議事では、今川支部長が１年間を振り返り、今後も安心安全の食の提供を呼び掛けた後、昨年度の事業・決算報告、今年度の事業計画案や予算案を承認した。今年度事業は、支部組織の拡充強化や食品衛生指導員の活動強化、食品衛生相談事業の実施、新規開業者への食品衛生指導などを挙げた。また、２年に１度の役員改選年にあたり、杉原敏雄氏（杉本屋製菓）を新支部長とする新役員案が承認された。
（田中博子）