文字の大きさ

明治大の学生が田原でファームステイ

農作業をする長島さん=田原市赤羽根町で
農作業をする長島さん=田原市赤羽根町で

 明治大学(東京都)農学部2年生が田原市内の農家に住み込みながら、農業を実体験するファームステイ研修が20日、始まった。生徒たちは6日間、1~2人に分かれて切花や養豚、露地野菜などを手掛ける各生産者から農業の考え方や心構えなどを学ぶ。
 研修は2003(平成15)年から行われており、毎年、農業有志団体「田原農業懇話会」が学生たちの受け入れを担っている。今年は研修を希望した男女9人が臨む。
 初日は同市役所で受入式があり、懇話会の農家と生徒たちが対面。生徒らは、自己紹介で「たくさん勉強して農業の魅力を発見したい」「真剣に農業と向き合いたい」「地域背景を考えながら、田原の農業を学び、実りある1週間にしたい」などと決意を表明した。
 午後からは早速、各農家に分かれて研修を開始。横浜市出身の長島未怜さんは赤羽根町の鈴木達司さん(68)の農場でタマネギの葉切りに挑戦。「農作業は初めて。しっかり仕事をこなせるか不安はあるけど、頑張りたい」とし、田原が地域別の農業産出額で全国1位という実績については「知らなかった。聞いて驚いている」と話した。
 鈴木さんによると、研修内容はジャスミンの葉挿しやジャガイモの収穫などを計画しており、「農家の現場を知ってもらいたい。将来は農家のお嫁さんになってもらえるといいね」と期待した。
(千葉敬也)

 明治大学(東京都)農学部2年生が田原市内の農家に住み込みながら、農業を実体験するファームステイ研修が20日、始まった。生徒たちは6日間、1~2人に分かれて切花や養豚、露地野菜などを手掛ける各生産者から農業の考え方や心構えなどを学ぶ。
 研修は2003(平成15)年から行われており、毎年、農業有志団体「田原農業懇話会」が学生たちの受け入れを担っている。今年は研修を希望した男女9人が臨む。
 初日は同市役所で受入式があり、懇話会の農家と生徒たちが対面。生徒らは、自己紹介で「たくさん勉強して農業の魅力を発見したい」「真剣に農業と向き合いたい」「地域背景を考えながら、田原の農業を学び、実りある1週間にしたい」などと決意を表明した。
 午後からは早速、各農家に分かれて研修を開始。横浜市出身の長島未怜さんは赤羽根町の鈴木達司さん(68)の農場でタマネギの葉切りに挑戦。「農作業は初めて。しっかり仕事をこなせるか不安はあるけど、頑張りたい」とし、田原が地域別の農業産出額で全国1位という実績については「知らなかった。聞いて驚いている」と話した。
 鈴木さんによると、研修内容はジャスミンの葉挿しやジャガイモの収穫などを計画しており、「農家の現場を知ってもらいたい。将来は農家のお嫁さんになってもらえるといいね」と期待した。
(千葉敬也)

農作業をする長島さん=田原市赤羽根町で
農作業をする長島さん=田原市赤羽根町で

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR