ロボコンで豊橋技科大チームがベスト8

　ロボットコンテスト「ＮＨＫ学生ロボコン２０１７」で、豊橋技術科学大学のロボコン同好会「とよはし☆ロボコンズ」がベスト８に入った。過去に優勝もしている実力のある技科大。今回は優勝した東京工業大学に敗れた。
　コンテストは６月11日、東京・大田区総合体育館で開催。「ＡＢＵアジア・太平洋ロボコン代表選考会」を兼ね、事前審査を通過した24大学が出場した。
　「遊び」をテーマとし、赤と青に分かれて対戦し、時間は最長３分間。ロボットを使い、七つのスポットに乗っているビーチボールを落とした後、全スポットにディスクを乗せると勝利となる。
　技科大は予選リーグで横浜国立大、早稲田大に勝ち、決勝トーナメントへ進んだ。初戦となった準々決勝は東京工業大が相手。ロボットにはディスクをまとめて射出できる機能を６カ所に備え、これが力を発揮、リードしていたが、惜しくも先に全スポットに乗せられた。
　メンバーの高宮貴一さん（電気・電子情報工学課程４年）と壽直樹さん（機械工学課程４年）、田中絢二郎さん（同）は「優勝が目標だった。ロボットはよかったと思うが、戦略をミスした」と振り返り、「後輩の頑張りに期待します」と果たせなかった優勝を託した。
（中村晋也）