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全エリアで整備へ 豊川市の下水道事業

下水道整備の説明会に詰めかけた御津町赤根地区の住民ら=あかね児童館で
下水道整備の説明会に詰めかけた御津町赤根地区の住民ら=あかね児童館で

 豊川市は旧宝飯郡4町の市街化調整区域で進めている公共下水道整備事業で、最後に取り掛かる御津町で住民向け説明会を開いた。来年度から工事を開始予定で、これで山脇実市長が政策ビジョンに掲げてきた全エリアで整備が始まることになる。
 説明会は6月27、29、30日の3日間に分けて、東豊沢、西豊沢、赤根、下佐脇、広石の各地区の住民を対象に、全5会場で行われた。3日間で約100人が参加し、下水道の役割や整備計画などが説明された。
 工事は、2018~19年度が豊沢の70戸、2019~21年度が赤根の48戸、2020年度が下佐脇の13戸、2021年度が広石の5戸を予定している。自宅の排水設備から下水道管までを結ぶ公共の接続ますや、市指定の業者に依頼する排水設備工事、融資あっせん制度、下水道接続で不用となる浄化槽を雨水貯留施設に転用することで受けられる補助金制度も紹介された。
 また、下水道整備により実際に利益を受ける区域の住民が一度限り負担する「受益者負担金」も説明。1平方㍍あたり450円で、来年度から5年かけて納付する必要があり、一括払いでの納付も案内した。参加者からは「どのタイミングで工事を頼む業者に連絡すればいいのか」などの質問が上がった。
 豊川市では旧一宮町の東上、本村地区で2015年度に整備が完了。小坂井地区では来年度中に全地域で完了予定で、旧音羽町の萩地区では昨年度から整備が始まっている。
(由本裕貴)

 豊川市は旧宝飯郡4町の市街化調整区域で進めている公共下水道整備事業で、最後に取り掛かる御津町で住民向け説明会を開いた。来年度から工事を開始予定で、これで山脇実市長が政策ビジョンに掲げてきた全エリアで整備が始まることになる。
 説明会は6月27、29、30日の3日間に分けて、東豊沢、西豊沢、赤根、下佐脇、広石の各地区の住民を対象に、全5会場で行われた。3日間で約100人が参加し、下水道の役割や整備計画などが説明された。
 工事は、2018~19年度が豊沢の70戸、2019~21年度が赤根の48戸、2020年度が下佐脇の13戸、2021年度が広石の5戸を予定している。自宅の排水設備から下水道管までを結ぶ公共の接続ますや、市指定の業者に依頼する排水設備工事、融資あっせん制度、下水道接続で不用となる浄化槽を雨水貯留施設に転用することで受けられる補助金制度も紹介された。
 また、下水道整備により実際に利益を受ける区域の住民が一度限り負担する「受益者負担金」も説明。1平方㍍あたり450円で、来年度から5年かけて納付する必要があり、一括払いでの納付も案内した。参加者からは「どのタイミングで工事を頼む業者に連絡すればいいのか」などの質問が上がった。
 豊川市では旧一宮町の東上、本村地区で2015年度に整備が完了。小坂井地区では来年度中に全地域で完了予定で、旧音羽町の萩地区では昨年度から整備が始まっている。
(由本裕貴)

下水道整備の説明会に詰めかけた御津町赤根地区の住民ら=あかね児童館で
下水道整備の説明会に詰めかけた御津町赤根地区の住民ら=あかね児童館で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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