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豊橋市がドローン飛行隊結成

発足したドローン飛行隊「レッド ゴブリンズ」=豊橋市役所で
発足したドローン飛行隊「レッド ゴブリンズ」=豊橋市役所で
ドローンの操縦について説明を聞く隊員ら=同
ドローンの操縦について説明を聞く隊員ら=同

 南海トラフ地震など災害時の被害状況を小型無人飛行機(ドローン)で早期に把握するため、豊橋市は6日、操縦する職員で「ドローン飛行隊」を発足した。飛行訓練などで撮影した映像は市のプロモーションにも利用するほか、今後、平常業務での活用方法も検討する。
 ドローンは、御嶽山の噴火、熊本地震などで活躍。人が近づけない現場の被害調査などに力を発揮した。南海トラフ地震が発生した場合、同市では津波、土砂災害、市街地での家屋倒壊・火災など甚大な被害が予測されている。
 このため、市はドローン飛行隊をつくり、ドローンを使用し、迅速に被害を把握することを最重要任務にした。
 隊員は、操縦経験の有無や意欲などを踏まえ、消防本部や建設部などの男女17人の職員。市のマスコットキャラクター「トヨッキー」のモチーフになっている赤鬼を英語にした形で、通称「レッド ゴブリンズ」と命名された。
 市役所で開かれた結隊式では、辞令を交付した佐原光一市長が「災害時は正確で素早い対策をとることが求められ、ドローンは大きな力になる。まずは腕を磨き、チームとしての結束力を高めてほしい」と激励した。
 隊長を務める防災危機管理課の白井往昌課長は「被害状況の迅速な調査を完璧に遂行するため訓練にまい進する」と決意を示した。
 今後、隊員の養成を進め、今月中旬から下旬にかけて6人が外部機関で操縦などの講習を受け、世界的に知られるライセンスを取得。その後、受講者が他の隊員を指導し、操作技術を高める。
 市は、静止画、動画の撮影機能などを持ったドローン1台を導入。今年度中には2台とし、将来的に3台を備える。
 台風や大雨の風水害時にも運用する計画で、河川の調査などに利用。飛行訓練などで撮影した映像は、市のプロモーションビデオに活用し、従来とは違った豊橋の魅力を伝えていく。
 9月をめどに平常業務での活用方法を検討するためのワーキンググループも立ち上げる。
(中村晋也)

 南海トラフ地震など災害時の被害状況を小型無人飛行機(ドローン)で早期に把握するため、豊橋市は6日、操縦する職員で「ドローン飛行隊」を発足した。飛行訓練などで撮影した映像は市のプロモーションにも利用するほか、今後、平常業務での活用方法も検討する。
 ドローンは、御嶽山の噴火、熊本地震などで活躍。人が近づけない現場の被害調査などに力を発揮した。南海トラフ地震が発生した場合、同市では津波、土砂災害、市街地での家屋倒壊・火災など甚大な被害が予測されている。
 このため、市はドローン飛行隊をつくり、ドローンを使用し、迅速に被害を把握することを最重要任務にした。
 隊員は、操縦経験の有無や意欲などを踏まえ、消防本部や建設部などの男女17人の職員。市のマスコットキャラクター「トヨッキー」のモチーフになっている赤鬼を英語にした形で、通称「レッド ゴブリンズ」と命名された。
 市役所で開かれた結隊式では、辞令を交付した佐原光一市長が「災害時は正確で素早い対策をとることが求められ、ドローンは大きな力になる。まずは腕を磨き、チームとしての結束力を高めてほしい」と激励した。
 隊長を務める防災危機管理課の白井往昌課長は「被害状況の迅速な調査を完璧に遂行するため訓練にまい進する」と決意を示した。
 今後、隊員の養成を進め、今月中旬から下旬にかけて6人が外部機関で操縦などの講習を受け、世界的に知られるライセンスを取得。その後、受講者が他の隊員を指導し、操作技術を高める。
 市は、静止画、動画の撮影機能などを持ったドローン1台を導入。今年度中には2台とし、将来的に3台を備える。
 台風や大雨の風水害時にも運用する計画で、河川の調査などに利用。飛行訓練などで撮影した映像は、市のプロモーションビデオに活用し、従来とは違った豊橋の魅力を伝えていく。
 9月をめどに平常業務での活用方法を検討するためのワーキンググループも立ち上げる。
(中村晋也)

発足したドローン飛行隊「レッド ゴブリンズ」=豊橋市役所で
発足したドローン飛行隊「レッド ゴブリンズ」=豊橋市役所で
ドローンの操縦について説明を聞く隊員ら=同
ドローンの操縦について説明を聞く隊員ら=同

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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