ドイツの留学生・ライラさんが和太鼓体験

　ライオンズクラブ国際協会の若者を対象とした交換留学制度（ＹＣＥ）の留学生として、豊橋市内に滞在しているドイツのドルトムント出身、ハモウダ・ライラさん（18）が14日、県立豊丘高校を訪れ、同校和太鼓部を見学した。
　同部は全国大会通算20回出場など東三河地域でも屈指の和太鼓強豪校。
　この日はホストファミリーとして受け入れを担っている豊橋東ライオンズクラブの会員らと一緒に来校。演奏見学に続いて、和太鼓や桶太鼓、大太鼓などにも挑戦した。最後は「南中ソーラン」と呼ばれる躍動感あふれる踊りも見学し、ライラさんは太鼓と踊りについて「とてもすごい。かっこよくて、一生懸命さと力強さが伝わり、応援されているような気分になった」などと感想を話した。
　ライラさんは17日まで豊橋に滞在し、日本舞踊や浴衣などの日本文化を体験するほか、観光も楽しむという。
（千葉敬也）