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獅子飾鉾お披露目 豊橋祇園祭の「頼朝行列」

札木町の獅子飾鉾に乗り込み、出発する太鼓役の鈴木君と獅子頭役の山本さん=豊橋市関屋町で
札木町の獅子飾鉾に乗り込み、出発する太鼓役の鈴木君と獅子頭役の山本さん=豊橋市関屋町で

 豊橋市関屋町、吉田神社の「豊橋祇園祭」は最終日の23日、本祭・御幸祭が行われ、神輿(みこし)行列「頼朝行列」が氏子8カ町を練り歩いた。今年は、札木町が担当する先頭の「獅子飾鉾(ししさかほこ)」が新たになり、小学生3人が乗って初めて太鼓をたたいた。
 行列は、源頼朝が市内の普門寺に宿泊した際、家臣に吉田神社を参拝させたといういわれから、幼少の頼朝行列を再現している。
 獅子飾鉾のほか、馬に乗った頼朝、笹踊りなど8カ町が代々伝わる役割を分担する。
 午後5時、行列が出発。先導する獅子飾鉾は軽トラックを使っていたが、今年、木製の屋根、車輪を設けるなどして氏子らがひいた。 鉾の中では、小学6年・鈴木優樹君(12)に4年・佐野絢音さん(9)1年・悠太君(6)の姉弟が、太鼓役でデビュー。笛の音色に合わせてリズム良くたたいた。
 最年長の鈴木君は1カ月ほど前から、札木町の獅子頭役を担っているベテラン山本清二さん(64)の指導で練習。「たたき方は覚えられたけれど、正座してたたくので足が痛い」と苦笑い。「バチがぶつからないよう注意してたたきます」と乗り込んだ。
 行列はゆっくりと進み、各町の会所では山本さんが獅子頭でお払い。厄払いになる「饅頭(まんじゅう)」も配られ、沿道の人たちが受け取っていた。
(中村晋也)

 豊橋市関屋町、吉田神社の「豊橋祇園祭」は最終日の23日、本祭・御幸祭が行われ、神輿(みこし)行列「頼朝行列」が氏子8カ町を練り歩いた。今年は、札木町が担当する先頭の「獅子飾鉾(ししさかほこ)」が新たになり、小学生3人が乗って初めて太鼓をたたいた。
 行列は、源頼朝が市内の普門寺に宿泊した際、家臣に吉田神社を参拝させたといういわれから、幼少の頼朝行列を再現している。
 獅子飾鉾のほか、馬に乗った頼朝、笹踊りなど8カ町が代々伝わる役割を分担する。
 午後5時、行列が出発。先導する獅子飾鉾は軽トラックを使っていたが、今年、木製の屋根、車輪を設けるなどして氏子らがひいた。 鉾の中では、小学6年・鈴木優樹君(12)に4年・佐野絢音さん(9)1年・悠太君(6)の姉弟が、太鼓役でデビュー。笛の音色に合わせてリズム良くたたいた。
 最年長の鈴木君は1カ月ほど前から、札木町の獅子頭役を担っているベテラン山本清二さん(64)の指導で練習。「たたき方は覚えられたけれど、正座してたたくので足が痛い」と苦笑い。「バチがぶつからないよう注意してたたきます」と乗り込んだ。
 行列はゆっくりと進み、各町の会所では山本さんが獅子頭でお払い。厄払いになる「饅頭(まんじゅう)」も配られ、沿道の人たちが受け取っていた。
(中村晋也)

札木町の獅子飾鉾に乗り込み、出発する太鼓役の鈴木君と獅子頭役の山本さん=豊橋市関屋町で
札木町の獅子飾鉾に乗り込み、出発する太鼓役の鈴木君と獅子頭役の山本さん=豊橋市関屋町で

カテゴリー:地域・教育 / 芸能・文化

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