文字の大きさ

純米大吟醸酒「しんしろ鬨」完成

「しんしろ鬨」を手にする夏目さん㊧と半田さん=新城市商工会館で
「しんしろ鬨」を手にする夏目さん㊧と半田さん=新城市商工会館で
試飲する参加者ら=同
試飲する参加者ら=同

 新城市内で栽培された酒米を原料とした純米大吟醸酒「しんしろ鬨(かちどき)」が完成し、24日、同市商工会館で試飲会が行われた。市とJA愛知東(河合勝正組合長)との連携事業による「酒米の郷づくりプロジェクト」で新開発された日本酒の第一号。関係者は「新たな特産品となれば」と期待を込めた。
 プロジェクトは買い取り価格の良い酒米栽培を普及拡大させて、農業の活性化を図ろうと昨年度から始動。従来栽培してきた「夢吟香」と「夢山水」とは別の酒米を栽培してきた。
 しんしろ鬨は、同市杉山で半田守利さん(61)が36㌃、山吉田で夏目豊寿さん(61)が20㌃の田畑でそれぞれ生産した39俵を原料にした。農協が関谷醸造(設楽町)に依頼して作った。5月12日から仕込みを始め、6月中に絞った。精米歩合40%、アルコール度数17度で、キリッとした辛みある仕上がりとなっている。
 試飲会で河合組合長は「新城市商工会との協力して新たなブランド品となれば」とあいさつ。関係者ら48人が参加して生酒の味を確かめた。
 夏目さんは「感無量です。飲みやすく、口当たりの良い味となっている」と語った。
 新東名高速道路新城インターチェンジができて市内への来訪者が増えており、新たな特産品の開発が待ち望まれていた。また地元産のものを活用した商品展開を通して海外展開も考えているという。
 今後は火入れ酒392本分を秋から同農協管内の酒店で予約販売するという。値段は720㍉㍑で税込5400円。
 問い合わせはJA愛知東営農部(0536・22・2300)へ。
(安藤聡)

 新城市内で栽培された酒米を原料とした純米大吟醸酒「しんしろ鬨(かちどき)」が完成し、24日、同市商工会館で試飲会が行われた。市とJA愛知東(河合勝正組合長)との連携事業による「酒米の郷づくりプロジェクト」で新開発された日本酒の第一号。関係者は「新たな特産品となれば」と期待を込めた。
 プロジェクトは買い取り価格の良い酒米栽培を普及拡大させて、農業の活性化を図ろうと昨年度から始動。従来栽培してきた「夢吟香」と「夢山水」とは別の酒米を栽培してきた。
 しんしろ鬨は、同市杉山で半田守利さん(61)が36㌃、山吉田で夏目豊寿さん(61)が20㌃の田畑でそれぞれ生産した39俵を原料にした。農協が関谷醸造(設楽町)に依頼して作った。5月12日から仕込みを始め、6月中に絞った。精米歩合40%、アルコール度数17度で、キリッとした辛みある仕上がりとなっている。
 試飲会で河合組合長は「新城市商工会との協力して新たなブランド品となれば」とあいさつ。関係者ら48人が参加して生酒の味を確かめた。
 夏目さんは「感無量です。飲みやすく、口当たりの良い味となっている」と語った。
 新東名高速道路新城インターチェンジができて市内への来訪者が増えており、新たな特産品の開発が待ち望まれていた。また地元産のものを活用した商品展開を通して海外展開も考えているという。
 今後は火入れ酒392本分を秋から同農協管内の酒店で予約販売するという。値段は720㍉㍑で税込5400円。
 問い合わせはJA愛知東営農部(0536・22・2300)へ。
(安藤聡)

「しんしろ鬨」を手にする夏目さん㊧と半田さん=新城市商工会館で
「しんしろ鬨」を手にする夏目さん㊧と半田さん=新城市商工会館で
試飲する参加者ら=同
試飲する参加者ら=同

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

 PR

PR