蒲郡まつり開幕。屋外イベントにぎわう

　第35回蒲郡まつり（同まつり実行委員会主催、東愛知新聞社など後援）が29日、蒲郡市の蒲郡駅南側一帯で始まった。初日は「ときめきサタデー」として屋外でのイベントが多彩に展開。恒例となった綱引き大会では今年から「還暦の部」が加わり、60歳前後のお父さんやお母さんたちが参加して盛り上がった。
　この日午後３時過ぎ、港町の県道を車両通行止めとして開幕。綱引き大会では従来からの厄年、市内４高校のほかに還暦の部を設けて行われた。
　還暦の部では５中学校区（大塚、三谷、蒲郡、塩津、西浦）がトーナメント方式で行われた。先手２本勝負で行われたものの、綱を引き合って息を切らしながらもチームの勝利を目指して力を合わせた。三谷が初優勝。綱を引いた人たちは路上で倒れ込む中、チームメイトと一緒に喜びを分かち合った。
　竹島ふ頭周辺ではよさこいの踊りを披露しあったり、ご当地グルメの「うまいもんサミット」など飲食店ブースが設けられて目当ての商品を買い求めた。
　30日は午後７時半から「納涼花火大会」が行われる。
（安藤聡）