文字の大きさ

浜松三ヶ日・豊橋道路建設へ前進

地元首長らとともに、田中副大臣(中央)へ要望書を渡す神野会長=国土交通省副大臣室で(根本幸典氏事務所提供)
地元首長らとともに、田中副大臣(中央)へ要望書を渡す神野会長=国土交通省副大臣室で(根本幸典氏事務所提供)

 新旧東名と三河港中枢部を結ぶ「浜松三ヶ日・豊橋道路」の建設構想で、国土交通省は8月10日、新たに「浜松三ヶ日・豊橋道路連絡調整会議(仮称)」を立ち上げ、概略ルートや構造の検討などに取り掛かることになった。地元関係首長らでつくる同道路建設促進期成同盟会(会長=神野吾郎豊橋商議所会頭)が27日、国交省および財務省で要望活動を行った際、田中良正国土交通副大臣から「今後の進め方」として示されたもの。これを機に、静岡・愛知県境にまたがる待望の高規格道路は、着工へとまた大きく前進するとみられる。
 今回示された連絡調整会議のメンバー(案)は、国と両県、4市の各実務担当責任者ら計12人。国交省中部地整局から道路部道路計画課長、浜松河川国道事務所副所長、名四国道事務所副所長▽静岡県からは交通基盤部道路局道路企画課長、浜松土木事務所長▽愛知県は建設部道路建設課長、東三河建設事務所長▽浜松市は土木部道路企画課長、北土木整備事務所長▽湖西市都市整備部長▽豊橋市建設部長▽田原市建設部長-がそれぞれ参画する。概略ルートなどの検討(計画段階評価)を皮切りに、都市計画・環境影響評価、新規事業採択時評価とステップを踏み、事業着手を目指していく。
 同道路は三遠南信自動車道(飯田市~浜松市)を延伸する形で、東名三ヶ日JCT付近から県境を南下、国道23号バイパスへつなげるもの。愛知県・静岡県・浜松市3者が中心となって2012年度に「静岡・愛知県境道路に関する連絡会」が発足。国予算も受けて調査研究を続け、今年度からは待望の国直轄調査に着手した。個別路線として概ねの起点・終点、路線経過地など、道路建設に不可欠な要素を検討する段階に入っている。

 神野会長から要望書を受けた田中副大臣は、「根本幸典国交大臣政務官(愛知15区選出衆議院議員)の尽力によって直轄調査をすることになりました」と振り返り、今後は連絡調整会議で関係地域が一層連携を強め、早期着工に進む期待感を示した。
(藤田彰彦)

 新旧東名と三河港中枢部を結ぶ「浜松三ヶ日・豊橋道路」の建設構想で、国土交通省は8月10日、新たに「浜松三ヶ日・豊橋道路連絡調整会議(仮称)」を立ち上げ、概略ルートや構造の検討などに取り掛かることになった。地元関係首長らでつくる同道路建設促進期成同盟会(会長=神野吾郎豊橋商議所会頭)が27日、国交省および財務省で要望活動を行った際、田中良正国土交通副大臣から「今後の進め方」として示されたもの。これを機に、静岡・愛知県境にまたがる待望の高規格道路は、着工へとまた大きく前進するとみられる。
 今回示された連絡調整会議のメンバー(案)は、国と両県、4市の各実務担当責任者ら計12人。国交省中部地整局から道路部道路計画課長、浜松河川国道事務所副所長、名四国道事務所副所長▽静岡県からは交通基盤部道路局道路企画課長、浜松土木事務所長▽愛知県は建設部道路建設課長、東三河建設事務所長▽浜松市は土木部道路企画課長、北土木整備事務所長▽湖西市都市整備部長▽豊橋市建設部長▽田原市建設部長-がそれぞれ参画する。概略ルートなどの検討(計画段階評価)を皮切りに、都市計画・環境影響評価、新規事業採択時評価とステップを踏み、事業着手を目指していく。
 同道路は三遠南信自動車道(飯田市~浜松市)を延伸する形で、東名三ヶ日JCT付近から県境を南下、国道23号バイパスへつなげるもの。愛知県・静岡県・浜松市3者が中心となって2012年度に「静岡・愛知県境道路に関する連絡会」が発足。国予算も受けて調査研究を続け、今年度からは待望の国直轄調査に着手した。個別路線として概ねの起点・終点、路線経過地など、道路建設に不可欠な要素を検討する段階に入っている。

 神野会長から要望書を受けた田中副大臣は、「根本幸典国交大臣政務官(愛知15区選出衆議院議員)の尽力によって直轄調査をすることになりました」と振り返り、今後は連絡調整会議で関係地域が一層連携を強め、早期着工に進む期待感を示した。
(藤田彰彦)

地元首長らとともに、田中副大臣(中央)へ要望書を渡す神野会長=国土交通省副大臣室で(根本幸典氏事務所提供)
地元首長らとともに、田中副大臣(中央)へ要望書を渡す神野会長=国土交通省副大臣室で(根本幸典氏事務所提供)

カテゴリー:政治・行政

 PR

PR