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県内の大学生ら表浜ブルーウォーク

炎天下の中、海岸のごみを拾う学生たち=豊橋市内の海岸で
炎天下の中、海岸のごみを拾う学生たち=豊橋市内の海岸で

豊橋の海岸を出発し伊良湖まで

 県内の大学生らが豊橋市から田原市にかけた遠州灘・表浜海岸沿いを美化する「表浜ブルーウォーク」が10日、10日間の日程で豊橋市東細谷町の海岸を出発地点に始まった。参加者は、公共施設に宿泊しながらゴール地点とする田原市西端の伊良湖岬を目指す。
 参加しているのは、夏休み期間の大学生が中心。11回目を迎える今年は約50㌔が距離で、1日平均4~5㌔を歩きながら海岸を清掃し、延べ約200人が参加するという。従来、参加条件を1泊2日からとしていたが、今年からは日帰り参加も可能とし、より参加しやすいようにした。
 初日は、出発点から豊橋市西七根町の海岸まで6㌔弱の距離。参加した18人は炎天下の中、ひたすらごみを拾い集めた。活動では、海洋ごみ問題や砂浜の多様性など環境について理解を深める学習系の講座をするなどして環境を考えるほか、参加者同士で交流も深める。
 今年のリーダーを務める岡崎女子大学4年・中野有彩さん(豊川市)は「意義のある活動として無事に成功させたい」と話した。
 約40・5㌔を範囲に実施した2016(平成28)年の報告書によると、10日間で拾ったごみの総重量は2328㌔。1日最大で約300㌔を拾った。種類別の内訳では主に飲料用プラスチックボトルが37%、プラスチック系の袋や破片が18・4%、キャップ類が14・4%だった。
(千葉敬也)

豊橋の海岸を出発し伊良湖まで

 県内の大学生らが豊橋市から田原市にかけた遠州灘・表浜海岸沿いを美化する「表浜ブルーウォーク」が10日、10日間の日程で豊橋市東細谷町の海岸を出発地点に始まった。参加者は、公共施設に宿泊しながらゴール地点とする田原市西端の伊良湖岬を目指す。
 参加しているのは、夏休み期間の大学生が中心。11回目を迎える今年は約50㌔が距離で、1日平均4~5㌔を歩きながら海岸を清掃し、延べ約200人が参加するという。従来、参加条件を1泊2日からとしていたが、今年からは日帰り参加も可能とし、より参加しやすいようにした。
 初日は、出発点から豊橋市西七根町の海岸まで6㌔弱の距離。参加した18人は炎天下の中、ひたすらごみを拾い集めた。活動では、海洋ごみ問題や砂浜の多様性など環境について理解を深める学習系の講座をするなどして環境を考えるほか、参加者同士で交流も深める。
 今年のリーダーを務める岡崎女子大学4年・中野有彩さん(豊川市)は「意義のある活動として無事に成功させたい」と話した。
 約40・5㌔を範囲に実施した2016(平成28)年の報告書によると、10日間で拾ったごみの総重量は2328㌔。1日最大で約300㌔を拾った。種類別の内訳では主に飲料用プラスチックボトルが37%、プラスチック系の袋や破片が18・4%、キャップ類が14・4%だった。
(千葉敬也)

炎天下の中、海岸のごみを拾う学生たち=豊橋市内の海岸で
炎天下の中、海岸のごみを拾う学生たち=豊橋市内の海岸で

カテゴリー:社会・経済

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