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設楽・田峯で「山“城”の日イベント」

ホラ貝の演奏に聴き入る散策ガイドツアー参加者ら=設楽町田峯で
ホラ貝の演奏に聴き入る散策ガイドツアー参加者ら=設楽町田峯で
戦国御膳に舌鼓を打つ参加者ら=同
戦国御膳に舌鼓を打つ参加者ら=同

 「山の日」の11日、設楽町観光協会は、同町田峯で「したら山“城”の日イベント」を開いた。地元住民が田峯城周辺をガイドする散策ツアーや、手作りの「戦国御膳」の販売などのもてなしを行い、山里の地で行楽客との交流をした。
 昨年から国民の休日となった「山の日」。同協会は昨年、西納庫の道の駅あぐりステーションなぐらで行ったが、今年は行楽客が多い田峰観音一帯を観光拠点の地区に位置づけて地元住民との交流機会を設けようとイベントを企画した。
 田峯地区は戦国時代の田峯城があるほか、民俗芸能が伝承されている田峰観音、地元住民たちが運営する特産物販売所と観光資源となりうる場所が点在していることから今後の着地型観光の拠点を探ろうという模索もあった。
 散策では地元の奥三河ふるさとガイドが戦国時代の地をめぐるウオーキングツアーを行った。午前と午後の2回に分けて計20人が参加。特産物直売所を発着点に田峰観音や「うば神様」「さば弘法」、長篠合戦に関わる史跡や田峯城などを巡り、ガイドが各場所で紙芝居などで説明した。城では別のガイドが山伏姿でホラ貝を吹いて出迎えた。
 参加した豊橋や蒲郡、浜松市内の人たち。道中、ガイドには田峯での暮らしぶりを聞く姿もあった。
 特産物販売所では、太打ちそばの「田峯そば」、五平餅、地元産品の煮物や天ぷらをメニューにした「戦国御膳」に舌鼓を打ったほか、山里で飲まれていた「柴茶」の試飲会も行われた。
 豊橋市弥生町の山田恵子さん(70)は「戦国時代に興味があった。のどかな山間部で歴史に触れる良い機会だった」と話していた。
 戦国御膳は13日まで1500円で特産物販売所で提供している。
(安藤聡)

 「山の日」の11日、設楽町観光協会は、同町田峯で「したら山“城”の日イベント」を開いた。地元住民が田峯城周辺をガイドする散策ツアーや、手作りの「戦国御膳」の販売などのもてなしを行い、山里の地で行楽客との交流をした。
 昨年から国民の休日となった「山の日」。同協会は昨年、西納庫の道の駅あぐりステーションなぐらで行ったが、今年は行楽客が多い田峰観音一帯を観光拠点の地区に位置づけて地元住民との交流機会を設けようとイベントを企画した。
 田峯地区は戦国時代の田峯城があるほか、民俗芸能が伝承されている田峰観音、地元住民たちが運営する特産物販売所と観光資源となりうる場所が点在していることから今後の着地型観光の拠点を探ろうという模索もあった。
 散策では地元の奥三河ふるさとガイドが戦国時代の地をめぐるウオーキングツアーを行った。午前と午後の2回に分けて計20人が参加。特産物直売所を発着点に田峰観音や「うば神様」「さば弘法」、長篠合戦に関わる史跡や田峯城などを巡り、ガイドが各場所で紙芝居などで説明した。城では別のガイドが山伏姿でホラ貝を吹いて出迎えた。
 参加した豊橋や蒲郡、浜松市内の人たち。道中、ガイドには田峯での暮らしぶりを聞く姿もあった。
 特産物販売所では、太打ちそばの「田峯そば」、五平餅、地元産品の煮物や天ぷらをメニューにした「戦国御膳」に舌鼓を打ったほか、山里で飲まれていた「柴茶」の試飲会も行われた。
 豊橋市弥生町の山田恵子さん(70)は「戦国時代に興味があった。のどかな山間部で歴史に触れる良い機会だった」と話していた。
 戦国御膳は13日まで1500円で特産物販売所で提供している。
(安藤聡)

ホラ貝の演奏に聴き入る散策ガイドツアー参加者ら=設楽町田峯で
ホラ貝の演奏に聴き入る散策ガイドツアー参加者ら=設楽町田峯で
戦国御膳に舌鼓を打つ参加者ら=同
戦国御膳に舌鼓を打つ参加者ら=同

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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