お盆サンデー 水遊びに歓声

蒲郡のラグナシア

　盆休みと日曜日と重なった13日、東三河の行楽地は各所でにぎわい、観光客の歓声であふれかえった。
　蒲郡市海陽町のラグナシアでは午前８時の開園から大勢の行楽客が詰めかけた。運営会社のラグーナテンボスによるとこの夏一番の１万５０００人が来場したという。
　造波プールでは浮き輪につかまって波を待つ人たちで人だかりとなったほか、水着のまま楽しめるアトラクションでは、若者や子どもたちはコースターやブランコなどの乗り物で風を受けながらスピード感を味わった。
　同社によると今年は夜間のみに入園してプールを楽しむことができる「ナイトプール」が人気を集めており、12日には夜だけで３０００人の入場があった。日中に比べて紫外線を浴びることなく水着で遊べることから女性たちに好評を得ているという。
　プールは９月25日まで。ナイトプールは９月２日までとしていたが、好評のため９、16、17、23の４日間を追加で営業することにした。
（安藤聡）

豊川の赤塚山公園

　お盆休み真っ只中、豊川市市田町の赤塚山公園にも13日、多くの家族連れが訪れた。
　水族館ぎょぎょランド前の「水の広場」には浅い水辺や噴水などがあり、両親や祖父母らと一緒に来た子どもたちが水着姿ではしゃいだ。周囲では大人たちが木陰でテントを張り、水と戯れる我が子にカメラを向けたり、涼しげにくつろぐ人たちの姿が見られた。
　水の広場は遊泳禁止だが、入場は無料。２人の子どもたちと豊橋市から来た主婦・藤原知香さん（34）は「深い場所もないし、子どもが目に届きやすい広さ。安全で安心して遊べる場所だと思う」と話していた。
（由本裕貴）