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神野新田を物語劇に

舞台風景パネルなど手に、次作「神野新田物語」への抱負を話す杉浦さん㊧と木所さん=東愛知新聞社で
舞台風景パネルなど手に、次作「神野新田物語」への抱負を話す杉浦さん㊧と木所さん=東愛知新聞社で

劇団ひとすじの会 来年12月に上演予定

 演劇の力で郷土・豊橋に輝く人たちを全国発信しようというアマチュア劇団「ひとすじの会」(宮下孫太朗会長)は、来年12月をめどに、明治の実業家・神野金之助の生涯「神野新田物語~第1話(仮称)」を上演する。昨年に続いて今年6月、蚕都・豊橋の立役者である小渕志ちを描いた「ひとすじの糸」を穂の国とよはし芸術劇場で演じたのに続く、第2作目となる。
 同会事務局長で、志ちの夫・徳次郎も演じた杉浦博人さんが、同会役員の木所和代さんとともに東愛知新聞社を訪れて明かした。2人は1作目の「ひとすじの糸」が、両年(各年4回ずつ上演)ともほぼ満席の各計3000人を集めるなど成功だったという認識を示し、「次は(産業発展の原動力となった埋め立て事業)神野新田にスポットを当てたい」と意欲を語った。
 それによるとこの劇は、第1話が新田を完成させた神野金之助(1849~1922)が主人公。第2話は現地で指揮をとり、後に中部ガス設立など産業振興に尽くした神野三郎(1875~1961)を主人公にする。「2年間で1つの劇にする考えです」と杉浦さん。自身が現在、シナリオを執筆中で、メーンキャストである金之助、三郎役はを公募で決めるという。「(来年早々からにも)出演者を募り、半年間はみっちりけい古をしなければならない。バリバリの若い人たちに参加してもらいたい」。
 上演ステージは引き続き、穂の国とよはし芸術劇場主ホールを希望している、という杉浦さん。ただし今年10月に行われる、抽選会の結果次第だ。実現すれば次回も、2日間計4回の上演を行い「計3000人の観客を集めたい」と力をこめる。木所さんは、英国紳士風の金之助の肖像写真を手に「とてもルックスの良い、すてきな男性です」などと話し、劇づくりへの意欲をふくらませていた。
(藤田彰彦)

劇団ひとすじの会 来年12月に上演予定

 演劇の力で郷土・豊橋に輝く人たちを全国発信しようというアマチュア劇団「ひとすじの会」(宮下孫太朗会長)は、来年12月をめどに、明治の実業家・神野金之助の生涯「神野新田物語~第1話(仮称)」を上演する。昨年に続いて今年6月、蚕都・豊橋の立役者である小渕志ちを描いた「ひとすじの糸」を穂の国とよはし芸術劇場で演じたのに続く、第2作目となる。
 同会事務局長で、志ちの夫・徳次郎も演じた杉浦博人さんが、同会役員の木所和代さんとともに東愛知新聞社を訪れて明かした。2人は1作目の「ひとすじの糸」が、両年(各年4回ずつ上演)ともほぼ満席の各計3000人を集めるなど成功だったという認識を示し、「次は(産業発展の原動力となった埋め立て事業)神野新田にスポットを当てたい」と意欲を語った。
 それによるとこの劇は、第1話が新田を完成させた神野金之助(1849~1922)が主人公。第2話は現地で指揮をとり、後に中部ガス設立など産業振興に尽くした神野三郎(1875~1961)を主人公にする。「2年間で1つの劇にする考えです」と杉浦さん。自身が現在、シナリオを執筆中で、メーンキャストである金之助、三郎役はを公募で決めるという。「(来年早々からにも)出演者を募り、半年間はみっちりけい古をしなければならない。バリバリの若い人たちに参加してもらいたい」。
 上演ステージは引き続き、穂の国とよはし芸術劇場主ホールを希望している、という杉浦さん。ただし今年10月に行われる、抽選会の結果次第だ。実現すれば次回も、2日間計4回の上演を行い「計3000人の観客を集めたい」と力をこめる。木所さんは、英国紳士風の金之助の肖像写真を手に「とてもルックスの良い、すてきな男性です」などと話し、劇づくりへの意欲をふくらませていた。
(藤田彰彦)

舞台風景パネルなど手に、次作「神野新田物語」への抱負を話す杉浦さん㊧と木所さん=東愛知新聞社で
舞台風景パネルなど手に、次作「神野新田物語」への抱負を話す杉浦さん㊧と木所さん=東愛知新聞社で

カテゴリー:芸能・文化

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