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砥鹿神社特別参拝と紙芝居

参加者に披露された砥鹿神社所蔵の紙芝居(豊川市観光協会提供)
参加者に披露された砥鹿神社所蔵の紙芝居(豊川市観光協会提供)

 豊川市観光協会(日比嘉男会長)は16日、おもてなしプロジェクトとして、豊川市一宮町の砥鹿神社(岩崎和夫宮司)で特別参拝と紙芝居を開催し、観光スポットを案内するボランティアガイドを志す市民ら37人が参加した。
 参加者は本殿で神楽を用いた正式な祈とうを受けた後、同神社の三宅勝晴さんの案内の下、普段は立ち入ることができない本殿西側にある神庫内を見学。320年前から祭事で使われ続けている神輿(みこし)や、県指定文化財「田峯の銅鐸(どうたく)」、掛け軸や古文書などの収蔵品を観察した。
 市指定文化財「神馬用和鞍(しんめようわぐら)」については、福島県南相馬市の専門業者に修繕に出していた2011(平成23)年に東日本大震災が発生。保管されていた蔵は津波で流されたが、この和鞍は奇跡的に難を逃れたという逸話が紹介され、真剣に聞き入っていた。刀や鎧(よろい)なども手に取って歴史に思いをはせた。
 また、市観光協会副会長で、おもてなしプロジェクトリーダーの市川洋至さんが、同神社に保管されている紙芝居を披露。市川さんが読み上げた1946(昭和21)年発行の「少年野口英世」の他、戦前から保管されている紙芝居があることも紹介された。
 水あめやクッキーが振る舞われ、参加者は童心に戻ると同時に、懐かしい昭和の時代にタイムスリップしていた。
(由本裕貴)

 豊川市観光協会(日比嘉男会長)は16日、おもてなしプロジェクトとして、豊川市一宮町の砥鹿神社(岩崎和夫宮司)で特別参拝と紙芝居を開催し、観光スポットを案内するボランティアガイドを志す市民ら37人が参加した。
 参加者は本殿で神楽を用いた正式な祈とうを受けた後、同神社の三宅勝晴さんの案内の下、普段は立ち入ることができない本殿西側にある神庫内を見学。320年前から祭事で使われ続けている神輿(みこし)や、県指定文化財「田峯の銅鐸(どうたく)」、掛け軸や古文書などの収蔵品を観察した。
 市指定文化財「神馬用和鞍(しんめようわぐら)」については、福島県南相馬市の専門業者に修繕に出していた2011(平成23)年に東日本大震災が発生。保管されていた蔵は津波で流されたが、この和鞍は奇跡的に難を逃れたという逸話が紹介され、真剣に聞き入っていた。刀や鎧(よろい)なども手に取って歴史に思いをはせた。
 また、市観光協会副会長で、おもてなしプロジェクトリーダーの市川洋至さんが、同神社に保管されている紙芝居を披露。市川さんが読み上げた1946(昭和21)年発行の「少年野口英世」の他、戦前から保管されている紙芝居があることも紹介された。
 水あめやクッキーが振る舞われ、参加者は童心に戻ると同時に、懐かしい昭和の時代にタイムスリップしていた。
(由本裕貴)

参加者に披露された砥鹿神社所蔵の紙芝居(豊川市観光協会提供)
参加者に披露された砥鹿神社所蔵の紙芝居(豊川市観光協会提供)

カテゴリー:社会・経済

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