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子どもたちが市電運転などドキドキ体験

緊張の面持ちで市内電車を操縦する参加者=豊橋市東田町で
緊張の面持ちで市内電車を操縦する参加者=豊橋市東田町で

 市内電車(市電)の運転体験などができる夏休みイベント「市内電車ワクワク営業所見学とドキドキ運転体験」が17日、豊橋市東田町の赤岩口車庫などで行われた。
 市電に親しんでもらおうと、豊橋鉄道(豊橋市)が毎年夏休みに開催。今年は小学3~6年生14人を含む親子30人が参加した。
 豊橋駅前から貸切り電車に乗車した一行は、市内線の営業所で乗務員と交流した後、同車庫内でメインイベント市電の操縦を体験。子どもたちは制御器を握る手に力を入れ、緊張気味に市電を約30㍍ほど走らせた。静かなブレーキ操作を見せた子どもには、車内から拍手が沸き起こった。
 同市立西郷小学校6年の奥一翔君(12)は「優しく止まれたけれど、停止線より少し手前だった。何度やっても操作が難しい」と、夢の市電運転士へ向けさらなる“技術向上”を誓った。
 他にも、子どもたちが運転士の制服を身に着け運転台に座り車内アナウンスしたり、市電を洗車したりするなど、普段できない体験を通じて電車愛を募らせた。
 質疑応答もあり、車体が16㍍以上の低床電車「ほっトラム」と15㍍近くある通称「パト電車」(800形)は車体が長く、井原交差点の急カーブを曲がれないことや、夏の風物詩「ビール電車」のデザインが毎年変わっていることなどを勉強。最後に市内線営業所の今泉隆優所長から「運転体験証明書」を受け取り、夏の思い出の1ページに刻んだ。
(飯塚雪)

 市内電車(市電)の運転体験などができる夏休みイベント「市内電車ワクワク営業所見学とドキドキ運転体験」が17日、豊橋市東田町の赤岩口車庫などで行われた。
 市電に親しんでもらおうと、豊橋鉄道(豊橋市)が毎年夏休みに開催。今年は小学3~6年生14人を含む親子30人が参加した。
 豊橋駅前から貸切り電車に乗車した一行は、市内線の営業所で乗務員と交流した後、同車庫内でメインイベント市電の操縦を体験。子どもたちは制御器を握る手に力を入れ、緊張気味に市電を約30㍍ほど走らせた。静かなブレーキ操作を見せた子どもには、車内から拍手が沸き起こった。
 同市立西郷小学校6年の奥一翔君(12)は「優しく止まれたけれど、停止線より少し手前だった。何度やっても操作が難しい」と、夢の市電運転士へ向けさらなる“技術向上”を誓った。
 他にも、子どもたちが運転士の制服を身に着け運転台に座り車内アナウンスしたり、市電を洗車したりするなど、普段できない体験を通じて電車愛を募らせた。
 質疑応答もあり、車体が16㍍以上の低床電車「ほっトラム」と15㍍近くある通称「パト電車」(800形)は車体が長く、井原交差点の急カーブを曲がれないことや、夏の風物詩「ビール電車」のデザインが毎年変わっていることなどを勉強。最後に市内線営業所の今泉隆優所長から「運転体験証明書」を受け取り、夏の思い出の1ページに刻んだ。
(飯塚雪)

緊張の面持ちで市内電車を操縦する参加者=豊橋市東田町で
緊張の面持ちで市内電車を操縦する参加者=豊橋市東田町で

カテゴリー:社会・経済

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