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豊川の宮道天神社祭礼「雨乞いまつり」

山車の前を歩く花魁や禿、石川五右衛門=豊川市赤坂町で
山車の前を歩く花魁や禿、石川五右衛門=豊川市赤坂町で

 豊川市赤坂町で19、20日、宮道天神社祭礼の雨乞(ご)いまつりが行われた。20日は呼び物の歌舞伎行列があり、華やかな衣装や化粧で花魁(おいらん)や禿(かむろ)、石川五右衛門や弁慶に扮(ふん)した地元の少年少女や青年らが旧東海道の赤坂宿周辺を練り歩いた。
 中町、下町、関川の各地区から山車や子ども神輿(みこし)が行列をつくり、高下駄を履いた花魁は見物人の注目の的。石川五右衛門は足を交互に大きく上げる独特な歩き方で山車を先導し、掛け声に合わせて睨(にら)みをきかせた。江戸時代から続いた旧旅籠(はたご)で建物が現存する大橋屋の前を通りかかると、多くの写真愛好家に囲まれた。
 干ばつに悩まされた江戸中期、当時の宮道天神社の神官が祈願して大雨が降ったことが祭りの始まりとされている。先週までは雨続きだったが、この2日間は「雨乞い」にふさわしい晴天に恵まれた。
(由本裕貴)

 豊川市赤坂町で19、20日、宮道天神社祭礼の雨乞(ご)いまつりが行われた。20日は呼び物の歌舞伎行列があり、華やかな衣装や化粧で花魁(おいらん)や禿(かむろ)、石川五右衛門や弁慶に扮(ふん)した地元の少年少女や青年らが旧東海道の赤坂宿周辺を練り歩いた。
 中町、下町、関川の各地区から山車や子ども神輿(みこし)が行列をつくり、高下駄を履いた花魁は見物人の注目の的。石川五右衛門は足を交互に大きく上げる独特な歩き方で山車を先導し、掛け声に合わせて睨(にら)みをきかせた。江戸時代から続いた旧旅籠(はたご)で建物が現存する大橋屋の前を通りかかると、多くの写真愛好家に囲まれた。
 干ばつに悩まされた江戸中期、当時の宮道天神社の神官が祈願して大雨が降ったことが祭りの始まりとされている。先週までは雨続きだったが、この2日間は「雨乞い」にふさわしい晴天に恵まれた。
(由本裕貴)

山車の前を歩く花魁や禿、石川五右衛門=豊川市赤坂町で
山車の前を歩く花魁や禿、石川五右衛門=豊川市赤坂町で

カテゴリー:地域・教育 / 芸能・文化

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