ヨットのアジア・オセアニア選手権へ岩永君決意

　ヨットのオプティミスト級で日本代表チームのメンバーに選ばれた蒲郡市立三谷小学校６年生・岩永燎汰君（11）が23日、アジア・オセアニア選手権（９月30日～10月７日、香港）に出場するのを前に同市役所を訪れ、稲葉正吉市長にあいさつした。岩永君は「強豪ぞろいの国々が出場する。上位を目指したい」と抱負を語った。
　オプティミスト級は全長２・31㍍、幅１・13㍍、重さ35㌔の１人乗り用のヨットで競う。岩永君は、昨年の全日本選手権、今年３月の最終選考会で上位に入って代表入りした。
　父・和義さんと市役所を訪れた岩永君は、稲葉市長に日本代表の帽子を見せて「初めての海外レース。国内での最近のレースは調子が良いため、スピード調節などをうまくとれるようにして上位を狙いたい」と話した。
　学生時代にヨット部員だった稲葉市長は「オーストラリアなど強豪がひしめく。思いっきり良いセーリングをしてきてください」とエールを送った。
　選手権は14カ国２地域から計１３１艇が参加する。
（安藤聡）