豊川の伊知多神社祭礼「秋葉火祭り」
豊川市市田町で9日夜、伊知多(いちだ)神社祭礼「秋葉火祭り」が行われた。地域の防火や虫除けを祈願する祭り。町民ら約300人が、伊知多神社から赤塚山にある末社の秋葉神社までの道中を、わらで作った長さ約3㍍の燃えたぎる松明(たいまつ)を抱えて行列を作った。
午後6時過ぎ、天王橋付近で、竹を軸にわらで巻いた50本の松明に御神火(ごじんか)を点火。参列者は両手で持ち抱え、火の熱に耐えながら、日が暮れた田園地帯をひたすら歩いた。わらが勢いよく燃え上がると火の粉が舞い、衣服や髪の毛が焦げてしまう人もいた。
地元の中部中学校の生徒らもチャレンジした他、八南小学校の児童や園児らも竹の先に付けた空き缶に火をともして歩いた。秋葉神社では松明は専用の掘に投げ込まれ、神事が行われた。
約200年前から続く祭事で、中学生が郷土の歴史を研究したのを機に、1980年ごろから本格的に再開された。
(由本裕貴)
豊川市市田町で9日夜、伊知多(いちだ)神社祭礼「秋葉火祭り」が行われた。地域の防火や虫除けを祈願する祭り。町民ら約300人が、伊知多神社から赤塚山にある末社の秋葉神社までの道中を、わらで作った長さ約3㍍の燃えたぎる松明(たいまつ)を抱えて行列を作った。
午後6時過ぎ、天王橋付近で、竹を軸にわらで巻いた50本の松明に御神火(ごじんか)を点火。参列者は両手で持ち抱え、火の熱に耐えながら、日が暮れた田園地帯をひたすら歩いた。わらが勢いよく燃え上がると火の粉が舞い、衣服や髪の毛が焦げてしまう人もいた。
地元の中部中学校の生徒らもチャレンジした他、八南小学校の児童や園児らも竹の先に付けた空き缶に火をともして歩いた。秋葉神社では松明は専用の掘に投げ込まれ、神事が行われた。
約200年前から続く祭事で、中学生が郷土の歴史を研究したのを機に、1980年ごろから本格的に再開された。
(由本裕貴)