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蒲郡・海陽ヨットハーバー整備工事完成式典

完成したセンタープラザとクラブハウス=蒲郡市海陽町で
完成したセンタープラザとクラブハウス=蒲郡市海陽町で

 蒲郡市海陽町の豊田自動織機海陽ヨットハーバーで、県が進めていた施設拡充工事が完了した。14日には式典が行われ、大村秀章知事ら関係者でテープカット、くす玉割りをして完成を祝った。同所沖の三河湾で来月開かれるセーリングワールドカップ(W杯)に向けて整備し、全天候型のイベントスペースや平屋建てのクラブハウス2棟などを新たに設けた。
 W杯は10月15日に開幕して22日まで行われる。日本での開催は初めてで11種目に50カ国300人以上の選手が出場する予定。これに合わせて県が昨年10月から事業費約19億円かけて整備工事を行い、8月末に完了した。
 新たな設備は既設のクラブハウス中央棟南側にあった芝生広場部分に延べ1640平方㍍のイベントスペース「センタープラザ」を整備。高さ12・5㍍の屋根付きで雨でも催しができる。W杯では表彰式や選手たちの休憩スペースとなる。
 プラザの東西には平屋建ての「クラブハウス」(延べ704と710平方㍍)を建設。更衣室やシャワー室、会議室などを設けてW杯で選手やマスコミ向けに開放する。
 他にも大会の出場艇が規定を満たしているか検査する艇庫1棟(延べ331平方㍍)、車いす対応の浮き桟橋を設けた。
 式で大村知事は「これだけの設備が整うのは現段階では国内一。大会開催を通じて多くの人が海に関心を持ち、愛知蒲郡から世界に発信できれば」とあいさつ。日本セーリング連盟の河野博文会長は「世界に蒲郡の名をとどろかせてほしい。この地域から五輪選手の輩出を期待します」、稲葉正吉市長は「大会を市民あげて盛り上げていきたい」とそれぞれ祝辞を述べた。
(安藤聡)

 蒲郡市海陽町の豊田自動織機海陽ヨットハーバーで、県が進めていた施設拡充工事が完了した。14日には式典が行われ、大村秀章知事ら関係者でテープカット、くす玉割りをして完成を祝った。同所沖の三河湾で来月開かれるセーリングワールドカップ(W杯)に向けて整備し、全天候型のイベントスペースや平屋建てのクラブハウス2棟などを新たに設けた。
 W杯は10月15日に開幕して22日まで行われる。日本での開催は初めてで11種目に50カ国300人以上の選手が出場する予定。これに合わせて県が昨年10月から事業費約19億円かけて整備工事を行い、8月末に完了した。
 新たな設備は既設のクラブハウス中央棟南側にあった芝生広場部分に延べ1640平方㍍のイベントスペース「センタープラザ」を整備。高さ12・5㍍の屋根付きで雨でも催しができる。W杯では表彰式や選手たちの休憩スペースとなる。
 プラザの東西には平屋建ての「クラブハウス」(延べ704と710平方㍍)を建設。更衣室やシャワー室、会議室などを設けてW杯で選手やマスコミ向けに開放する。
 他にも大会の出場艇が規定を満たしているか検査する艇庫1棟(延べ331平方㍍)、車いす対応の浮き桟橋を設けた。
 式で大村知事は「これだけの設備が整うのは現段階では国内一。大会開催を通じて多くの人が海に関心を持ち、愛知蒲郡から世界に発信できれば」とあいさつ。日本セーリング連盟の河野博文会長は「世界に蒲郡の名をとどろかせてほしい。この地域から五輪選手の輩出を期待します」、稲葉正吉市長は「大会を市民あげて盛り上げていきたい」とそれぞれ祝辞を述べた。
(安藤聡)

完成したセンタープラザとクラブハウス=蒲郡市海陽町で
完成したセンタープラザとクラブハウス=蒲郡市海陽町で

カテゴリー:社会・経済 / スポーツ

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