豊川でNECロケッツバレーボール教室

　バレーボールの元全日本代表選手らを擁するＮＥＣロケッツによるバレーボール教室が16日、豊川市農業者トレーニングセンターであり、市スポーツ少年団に加盟するひまわりクラブと豊川リープス所属の小学生ら約70人が参加した。
　元バルセロナ五輪代表の大竹秀之さん（50）らブルーロケッツＯＢの６人と、レッドロケッツＯＧの白垣里紗さん（26）と鳥越未玖さん（24）が講師を務め、一流のテクニックを伝授。ボールを使った手や足のウオーミングアップから、パス交換などを実践した。大竹さんは「ボールを飛ばす際は手だけでなく、下半身も使おう」などと丁寧にアドバイスした。
　２０１３（平成25）年に全日本女子代表として世界Ｕ23女子選手権で銅メダル獲得に貢献し、今年５月で引退した鳥越さんは「バレーは一人じゃできないので、相手や仲間を思いやる気持ちを大切にしてほしい。私も子どもの頃に大学生に教わって貴重な経験になったので、きょうも今後につながるきっかけになれば」と期待した。
　ＮＥＣロケッツは２００９（平成21）年から国内各地で出前教室を行っており、豊川市は初来訪となった。
（由本裕貴）