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蒲郡市指定文化財の木造十一面観音立像を公開

特別展示する「木造十一面観音立像」=蒲郡市博物館で
特別展示する「木造十一面観音立像」=蒲郡市博物館で

 蒲郡市鹿島町の源光寺で保管する市指定文化財の「木造十一面観音立像」が修復され、23日から同市博物館で特別公開される。通常は寺で7年に1度のご開帳で公開されているが、同博物館は「素朴な表現の仏像を見てもらえれば」と話している。
 仏像は平安時代に制作された市内屈指の古仏。カヤの木で作られ、高さ82㌢、幅と奥行きはそれぞれ26㌢。災難を取り除くご利益があるといわれており、「源光寺の仏さま」と呼ばれている。
 虫食いや劣化があったことから昨年度に燻蒸(くんじょう)や右手、両足の修復作業を行っていた。
 傍らに1889(明治22)の開帳時に書かれた記録も展示。平安当初は豊橋市と新城市境の吉祥山に安置され、江戸時代には同市豊栄にあり、1866(慶応2)に現在地へ移されたと記されている。
 展示は10月1日まで。期間中25日は休館。
 問い合わせは蒲郡市博物館(0533・68・1881)へ。
(安藤聡)

 蒲郡市鹿島町の源光寺で保管する市指定文化財の「木造十一面観音立像」が修復され、23日から同市博物館で特別公開される。通常は寺で7年に1度のご開帳で公開されているが、同博物館は「素朴な表現の仏像を見てもらえれば」と話している。
 仏像は平安時代に制作された市内屈指の古仏。カヤの木で作られ、高さ82㌢、幅と奥行きはそれぞれ26㌢。災難を取り除くご利益があるといわれており、「源光寺の仏さま」と呼ばれている。
 虫食いや劣化があったことから昨年度に燻蒸(くんじょう)や右手、両足の修復作業を行っていた。
 傍らに1889(明治22)の開帳時に書かれた記録も展示。平安当初は豊橋市と新城市境の吉祥山に安置され、江戸時代には同市豊栄にあり、1866(慶応2)に現在地へ移されたと記されている。
 展示は10月1日まで。期間中25日は休館。
 問い合わせは蒲郡市博物館(0533・68・1881)へ。
(安藤聡)

特別展示する「木造十一面観音立像」=蒲郡市博物館で
特別展示する「木造十一面観音立像」=蒲郡市博物館で

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

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