ボクシングジムの伊藤さんと柿﨑君連覇

　豊橋市花田町のとよはしボクシングジムに通う伊藤あこさん（11）＝同市立羽根井小学校６年＝と柿﨑世央君（11）＝同中野小５年＝が、「第10回Ｕ－15ボクシング全国大会」（９月３日）で連覇を果たした。26日、市役所で佐原光一市長に喜びを報告した。
　大会は全国の地区予選を勝ち抜いた小・中学生が出場し、ボクシングの聖地“後楽園ホール”で熱戦を繰り広げた。伊藤さんは女子45㌔級、柿﨑君は男子40㌔級で優勝し、ともにベストマナー賞も受賞した。
　伊藤さんはテレビを見て小学１年から、柿﨑君はマンガ「はじめの一歩」がきっかけで小学２年からジムに所属。毎日通い、自主練習にも励んできた２人。伊藤さんは「ダメなところを克服して頑張ってきた」、柿﨑君は「ガツガツいき、パンチのキレを磨いてきた。今までやってきた成果がしっかり出せた」と試合を振り返った。
　同ジムの先輩には、第47代日本スーパーフェザー級チャンピオンの尾川堅市さん（豊橋市出身）がいる。２人は、今後の目標について「オリンピック出場」「世界チャンピオン」と共に世界を見据えている。
（飯塚雪）