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衆院選公示まで1週間を切る

 衆院が解散され、10日の公示まで1週間を切った。事実上の選挙戦が始まっており、東三河の選挙区に立候補を予定している各党陣営の動きを追った。
(取材班)

14区
 豊川市、蒲郡市、新城市に加え、奥三河や幸田町、豊田市の一部が含まれる14区でも、3人の立候補予定者が選挙戦に向けて着々と準備を進める。
 3期目の当選を目指す自民・今枝宗一郎氏(33)は3日、選対関係の打ち合わせや個人の政策思案をまとめる作業に追われた。1日には連立を組む公明の伊藤渉衆院議員(47)を豊川市内に迎えて街頭に立ち、共闘を確認し合った。告示日までは毎朝の駅前での呼び掛けをはじめ、街宣や企業回りを予定する。
 選挙事務所は、前回衆院選と同じ東名・豊川インターチェンジ近くの空き店舗に陣取った。関係者は応援候補がいる設楽町長選との日程調整や、決起集会の準備などに追われている。
 今期限りで引退する鈴木克昌氏(73)の元公設秘書で、鈴木氏の後継者として出馬する新人・田中克典氏(43)はこの日、街宣などを行った後、選対会議を開いた。きょう4日からは、希望の党公認を受け、新しいポスターなどを掲げて支持を求める。。
 選挙事務所は豊川市新豊町の鈴木氏の事務所をそのまま引き継いだ。鈴木が市長を務めた蒲郡市の三谷北通にも設け、臨戦態勢。関係者は「鈴木元代議士が築いた地盤を足場にしつつ、田中候補らしさが出る選挙戦にしたい」と話す。
 また、同じく新人で共産の金原信行氏(56)は3日、豊川市内の店舗前などで街宣。手を振って応える有権者も多く、事務所関係者は「野党共闘への期待感が感じられる」と手応えを語った。今後は蒲郡や幸田町、奥三河に繰り出し、選挙戦に備える。事務所は豊川市伊奈町に設置した。

 15区
 3期目を目指す前職の自民・根本幸典氏(52)は解散後、企業や団体、地域の行事に顔を出し、街頭で演説をしている。安倍晋三首相に厳しい目が向けられるが、ミニ集会を重ねたり、街頭に立ったりしてきた今までの活動に「根本さん頑張ってほしい」と激励の声を掛けられる。
 民進の公認がなくなり、希望の党の公認を待っていた新人・関健一郎氏(39)は3日午後、公認が決定した。「これまでと変わりはない」と、主張や政策、街頭立ち、行事への参加など従来通り地道な活動を続けていくという。公示に向けた選挙準備も本格的に進む状態となった。
 共産の新人・野澤康幸氏(29)は、街頭演説で主張をアピール。党支部は「毎日、駅前やスーパーなどでひたすら訴えていく」と意気込む。「希望は自民の補完勢力」と話し、「安倍暴走政治ストップ」などこれまで一貫している党の主張、政策を広く伝えていく方針だ。

 衆院が解散され、10日の公示まで1週間を切った。事実上の選挙戦が始まっており、東三河の選挙区に立候補を予定している各党陣営の動きを追った。
(取材班)

14区
 豊川市、蒲郡市、新城市に加え、奥三河や幸田町、豊田市の一部が含まれる14区でも、3人の立候補予定者が選挙戦に向けて着々と準備を進める。
 3期目の当選を目指す自民・今枝宗一郎氏(33)は3日、選対関係の打ち合わせや個人の政策思案をまとめる作業に追われた。1日には連立を組む公明の伊藤渉衆院議員(47)を豊川市内に迎えて街頭に立ち、共闘を確認し合った。告示日までは毎朝の駅前での呼び掛けをはじめ、街宣や企業回りを予定する。
 選挙事務所は、前回衆院選と同じ東名・豊川インターチェンジ近くの空き店舗に陣取った。関係者は応援候補がいる設楽町長選との日程調整や、決起集会の準備などに追われている。
 今期限りで引退する鈴木克昌氏(73)の元公設秘書で、鈴木氏の後継者として出馬する新人・田中克典氏(43)はこの日、街宣などを行った後、選対会議を開いた。きょう4日からは、希望の党公認を受け、新しいポスターなどを掲げて支持を求める。。
 選挙事務所は豊川市新豊町の鈴木氏の事務所をそのまま引き継いだ。鈴木が市長を務めた蒲郡市の三谷北通にも設け、臨戦態勢。関係者は「鈴木元代議士が築いた地盤を足場にしつつ、田中候補らしさが出る選挙戦にしたい」と話す。
 また、同じく新人で共産の金原信行氏(56)は3日、豊川市内の店舗前などで街宣。手を振って応える有権者も多く、事務所関係者は「野党共闘への期待感が感じられる」と手応えを語った。今後は蒲郡や幸田町、奥三河に繰り出し、選挙戦に備える。事務所は豊川市伊奈町に設置した。

 15区
 3期目を目指す前職の自民・根本幸典氏(52)は解散後、企業や団体、地域の行事に顔を出し、街頭で演説をしている。安倍晋三首相に厳しい目が向けられるが、ミニ集会を重ねたり、街頭に立ったりしてきた今までの活動に「根本さん頑張ってほしい」と激励の声を掛けられる。
 民進の公認がなくなり、希望の党の公認を待っていた新人・関健一郎氏(39)は3日午後、公認が決定した。「これまでと変わりはない」と、主張や政策、街頭立ち、行事への参加など従来通り地道な活動を続けていくという。公示に向けた選挙準備も本格的に進む状態となった。
 共産の新人・野澤康幸氏(29)は、街頭演説で主張をアピール。党支部は「毎日、駅前やスーパーなどでひたすら訴えていく」と意気込む。「希望は自民の補完勢力」と話し、「安倍暴走政治ストップ」などこれまで一貫している党の主張、政策を広く伝えていく方針だ。

カテゴリー:政治・行政

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