「シカ情報マップ」一般公開
目撃したらスマホで入力
県森林・林業技術センター(新城市上吉田)は、野生のニホンジカ目撃情報を収集してスマートフォン(スマホ)などで確認できる「シカ情報マップ」を開発し、一般公開を始めた。目撃や被害などの情報を地図上に示して県内だけでなく全国の状況を確認できる。
ニホンジカの増加により、国内では山間部の森林で苗木や木の皮を食べられる被害や、衝突による交通事故が発生している。
センターでは目撃情報を収集して対策に生かそうと4年前から地図情報システム会社「マップクエスト」(豊橋市)と、森林研究総合研究所と共同で開発を進め、これまで自治体や森林、林業関係者で3年間情報収集。今回は住民や行楽客らからの広く情報を寄せてもらおうと一般公開した。
マップではシカの目撃および被害情報をスマホから入力、送信してもらう。情報はリアルタイムで地図上に更新。さらに全国各地の情報収集を進められるようにしている。
開発した石田朗主任研究員は「リアルタイムで情報公開してシカの動態も確認できそう。県境を越えて移動する可能性もあるため、国内に広げました」と話す。
収集データは県内の獣害対策支援アプリ「やるシカない!」の基礎データとして活用。効率的なワナ設置などに役立てていくという。
シカ情報マップはQRコードおよびアドレス(https://shikadoko.jp/g23010)。
(安藤聡)
目撃したらスマホで入力
県森林・林業技術センター(新城市上吉田)は、野生のニホンジカ目撃情報を収集してスマートフォン(スマホ)などで確認できる「シカ情報マップ」を開発し、一般公開を始めた。目撃や被害などの情報を地図上に示して県内だけでなく全国の状況を確認できる。
ニホンジカの増加により、国内では山間部の森林で苗木や木の皮を食べられる被害や、衝突による交通事故が発生している。
センターでは目撃情報を収集して対策に生かそうと4年前から地図情報システム会社「マップクエスト」(豊橋市)と、森林研究総合研究所と共同で開発を進め、これまで自治体や森林、林業関係者で3年間情報収集。今回は住民や行楽客らからの広く情報を寄せてもらおうと一般公開した。
マップではシカの目撃および被害情報をスマホから入力、送信してもらう。情報はリアルタイムで地図上に更新。さらに全国各地の情報収集を進められるようにしている。
開発した石田朗主任研究員は「リアルタイムで情報公開してシカの動態も確認できそう。県境を越えて移動する可能性もあるため、国内に広げました」と話す。
収集データは県内の獣害対策支援アプリ「やるシカない!」の基礎データとして活用。効率的なワナ設置などに役立てていくという。
シカ情報マップはQRコードおよびアドレス(https://shikadoko.jp/g23010)。
(安藤聡)