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豊橋北部中で認知症サポーター養成講座

福祉や認知症について学ぶ中学生=豊橋市立北部中学校で
福祉や認知症について学ぶ中学生=豊橋市立北部中学校で

 福祉や認知症について理解を深めようと、豊橋市立北部中学校で30日、「認知症サポーター講習会」が開かれ、1年生118人が認知症などについて学んだ。
 同校の1年生は総合時間を使い、4月から調べ学習などで福祉に関する勉強を重ねてきた。講習会は、9日に生徒たちが市内の各福祉事業所を訪問するにあたり、心構えや事前学習も兼ねて実施した。認知症サポーター講習は市内各地で開かれているが、中学校での開催はまだ少なく、同校では今回が初の取り組み。
 この日は、同市社会福祉協議会(東部地域包括支援センター)の橋本享美さんが講師を務め、前半は障害の種類やバリアフリーなど説明、「一番大切なのは“心のバリア”をとりのぞくこと」とし、障害のある人に偏見を持たず、相手の立場になって考えることが重要と説いた。後半は、認知症の症状や対応などについて紹介、グループワークなども行った。
 熱心に話を聞く生徒たちの姿に、1年生の竹尾淳・学年主任は「学習を通して、高齢者や障害者の気持ちが分かる生徒になってもらい、立派な市民に育ってもらいたい」と話していた。
(田中博子)

 福祉や認知症について理解を深めようと、豊橋市立北部中学校で30日、「認知症サポーター講習会」が開かれ、1年生118人が認知症などについて学んだ。
 同校の1年生は総合時間を使い、4月から調べ学習などで福祉に関する勉強を重ねてきた。講習会は、9日に生徒たちが市内の各福祉事業所を訪問するにあたり、心構えや事前学習も兼ねて実施した。認知症サポーター講習は市内各地で開かれているが、中学校での開催はまだ少なく、同校では今回が初の取り組み。
 この日は、同市社会福祉協議会(東部地域包括支援センター)の橋本享美さんが講師を務め、前半は障害の種類やバリアフリーなど説明、「一番大切なのは“心のバリア”をとりのぞくこと」とし、障害のある人に偏見を持たず、相手の立場になって考えることが重要と説いた。後半は、認知症の症状や対応などについて紹介、グループワークなども行った。
 熱心に話を聞く生徒たちの姿に、1年生の竹尾淳・学年主任は「学習を通して、高齢者や障害者の気持ちが分かる生徒になってもらい、立派な市民に育ってもらいたい」と話していた。
(田中博子)

福祉や認知症について学ぶ中学生=豊橋市立北部中学校で
福祉や認知症について学ぶ中学生=豊橋市立北部中学校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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