観光ビジネスコース誕生前に田原の福江高で事前演習
田原市の県立福江高校で来年春、新たに観光ビジネスコースが誕生するのを前に3年生が20日、学校敷地内で事前演習をした。
同コースは、観光産業で活躍できる人材育成を目的に新設。来春の入学生から対象となり、2年生から本格的にスタートする。今回は就職が決定している実務コースの34人が、普段授業などで学ぶ機会がなく、アウトドアの場面や災害時にも応用できるとして、七輪を使った炭の火起こし体験を同コースの事前演習と位置づけて実施した。
生徒らは担当教諭に教わりながら、段ボールや外で拾った小枝などを使い火種を作り、七輪内側の空気の通り道となる空間や火種の火力の状態を考えながら、炭に火を起こした。
作業を終え、齋藤愛夏さんと伊藤芹菜さんの2人は苦戦しながらも「やりきった感があります」と話した。
県教委によると、同コースを希望する受験者でも入学試験は従来通りという。
(千葉敬也)
田原市の県立福江高校で来年春、新たに観光ビジネスコースが誕生するのを前に3年生が20日、学校敷地内で事前演習をした。
同コースは、観光産業で活躍できる人材育成を目的に新設。来春の入学生から対象となり、2年生から本格的にスタートする。今回は就職が決定している実務コースの34人が、普段授業などで学ぶ機会がなく、アウトドアの場面や災害時にも応用できるとして、七輪を使った炭の火起こし体験を同コースの事前演習と位置づけて実施した。
生徒らは担当教諭に教わりながら、段ボールや外で拾った小枝などを使い火種を作り、七輪内側の空気の通り道となる空間や火種の火力の状態を考えながら、炭に火を起こした。
作業を終え、齋藤愛夏さんと伊藤芹菜さんの2人は苦戦しながらも「やりきった感があります」と話した。
県教委によると、同コースを希望する受験者でも入学試験は従来通りという。
(千葉敬也)