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新選良に期待する声

「投じた1票の行方は」。投票後に進められた開票作業=豊橋市総合体育館で
「投じた1票の行方は」。投票後に進められた開票作業=豊橋市総合体育館で

 台風21号が日本列島に迫る中で行われた22日の衆院選投開票。同日深夜から翌日未明にかけて当選者が続々と決まった。地域や日本の将来などを考え、1票を投じた有権者。国政を担う新しい議員に期待することなどを聞いた。

 「年齢や実績に関係なく、地元や有権者のために頑張ってもらえそうな候補者に投票した」と豊川市の会社員・中田孝介さん(61)。
 「しがらみや利権にとらわれず、弱い立場の国民に手を差し伸べるような政策を約束してほしい」と求めた。
 消費税については「将来を見据えた財源を確保するため、増税は仕方ないかもしれないが、もうかっている大企業から多めに徴収するような平等な政策を進めてほしい」と願った。
 豊橋市の鈴木芳夫さん(85)は「世界に誇れる憲法九条を守ってほしい」と言い、「九条が多くの犠牲を乗り越え、平和を目指して成り立ったことを忘れちゃならない。今のままで十分。変える必要はない」と改憲に異論を唱える。
 さらに「日本は防衛費を使い過ぎ。その財源をもっと社会保障などの国民生活へ向けるべき」と指摘する。
 子育て世代からも注文の声が出ている。豊橋市のアルバイト女性(49)は「教育にはお金がかかる。高校の授業料も無償化など何か措置を考え、実行してもらいたい」と話す。
 今回の衆院選は、選挙権年齢が18歳以上に引き上げられて初めてとなり、10代も投票した。
 新城市の高校3年・山下和亮さん(18)は「少子高齢化により、若者たちにさまざまな負担が強いられないようにしてほしい」と願う。「税金の使い道をはっきりとさせるほか、納める税金の負担についてもしっかりと考えてほしい」と、国会議員が果たす役割に期待を込めて話した。
(取材班)

 台風21号が日本列島に迫る中で行われた22日の衆院選投開票。同日深夜から翌日未明にかけて当選者が続々と決まった。地域や日本の将来などを考え、1票を投じた有権者。国政を担う新しい議員に期待することなどを聞いた。

 「年齢や実績に関係なく、地元や有権者のために頑張ってもらえそうな候補者に投票した」と豊川市の会社員・中田孝介さん(61)。
 「しがらみや利権にとらわれず、弱い立場の国民に手を差し伸べるような政策を約束してほしい」と求めた。
 消費税については「将来を見据えた財源を確保するため、増税は仕方ないかもしれないが、もうかっている大企業から多めに徴収するような平等な政策を進めてほしい」と願った。
 豊橋市の鈴木芳夫さん(85)は「世界に誇れる憲法九条を守ってほしい」と言い、「九条が多くの犠牲を乗り越え、平和を目指して成り立ったことを忘れちゃならない。今のままで十分。変える必要はない」と改憲に異論を唱える。
 さらに「日本は防衛費を使い過ぎ。その財源をもっと社会保障などの国民生活へ向けるべき」と指摘する。
 子育て世代からも注文の声が出ている。豊橋市のアルバイト女性(49)は「教育にはお金がかかる。高校の授業料も無償化など何か措置を考え、実行してもらいたい」と話す。
 今回の衆院選は、選挙権年齢が18歳以上に引き上げられて初めてとなり、10代も投票した。
 新城市の高校3年・山下和亮さん(18)は「少子高齢化により、若者たちにさまざまな負担が強いられないようにしてほしい」と願う。「税金の使い道をはっきりとさせるほか、納める税金の負担についてもしっかりと考えてほしい」と、国会議員が果たす役割に期待を込めて話した。
(取材班)

「投じた1票の行方は」。投票後に進められた開票作業=豊橋市総合体育館で
「投じた1票の行方は」。投票後に進められた開票作業=豊橋市総合体育館で

カテゴリー:社会・経済

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