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御津中生徒が地域のためにできること模索

ホワイトボードや付箋を使い、グループごとに意見をまとめる生徒=御津中で
ホワイトボードや付箋を使い、グループごとに意見をまとめる生徒=御津中で

 豊川市立御津中学校(津田誠治校長)で25日、NPO法人穂の国まちづくりネットワーク(神谷典江代表)によるワークショップ「中学生が考える自分たちのできること」が行われた。2年生120人が参加し、自分でできる身近なボランティアを考えたり、地域活動に対する本音を出し合った。
 生徒らは10人ずつで12グループに分かれ、実際に関わったことのある活動をはじめ、中学生の自分らにできること、市に実現してほしい活動などについて意見をまとめた。その後、各グループの代表生徒がまとめた意見を発表した。
 清掃や祭り、子ども会に関わった経験のある生徒が多い中、地元御津町でできそうな活動に「ハートフルホール(御津文化会館)でのクリスマス、ハロウィーンパーティー」や「高齢者から何かを学ぶイベント」などの意見が上がった。市で開催してほしい活動には「年末のカウントダウンイベント」「芸能人を招いたイベント」「他の中学校との一日交換」が挙げられた。
 また、将来大人になった時の地域活動への参加意向については「育った街をより良くしたい」「同級生と会えるからやりたい」などの意見の一方で、「大人になれば忙しくなるから自分の時間を大切にしたい」「地元では暮らしたくない」といった本音も聞かれた。
 町内会や祭礼、PTAやボランティアなどに参加する人が減っていることから、中学生のうちから活動に参加する意義を知ってもらおうと企画され、8月に東部、代田中でも実施。今後3年かけて市内の全10中学校で行い、まとめた意見を市に提出し、施策の参考にしてもらう。神谷代表は「みんなの意見が、大人になった時に実現しているかもしれない」と呼び掛けた。
 運営委員を務めた中村佳廉さん(14)は「日頃から自分に何ができるのかを考え、できることから少しずつやり、自分たちの住む街をより良くしていきたい」と話した。
(由本裕貴)

 豊川市立御津中学校(津田誠治校長)で25日、NPO法人穂の国まちづくりネットワーク(神谷典江代表)によるワークショップ「中学生が考える自分たちのできること」が行われた。2年生120人が参加し、自分でできる身近なボランティアを考えたり、地域活動に対する本音を出し合った。
 生徒らは10人ずつで12グループに分かれ、実際に関わったことのある活動をはじめ、中学生の自分らにできること、市に実現してほしい活動などについて意見をまとめた。その後、各グループの代表生徒がまとめた意見を発表した。
 清掃や祭り、子ども会に関わった経験のある生徒が多い中、地元御津町でできそうな活動に「ハートフルホール(御津文化会館)でのクリスマス、ハロウィーンパーティー」や「高齢者から何かを学ぶイベント」などの意見が上がった。市で開催してほしい活動には「年末のカウントダウンイベント」「芸能人を招いたイベント」「他の中学校との一日交換」が挙げられた。
 また、将来大人になった時の地域活動への参加意向については「育った街をより良くしたい」「同級生と会えるからやりたい」などの意見の一方で、「大人になれば忙しくなるから自分の時間を大切にしたい」「地元では暮らしたくない」といった本音も聞かれた。
 町内会や祭礼、PTAやボランティアなどに参加する人が減っていることから、中学生のうちから活動に参加する意義を知ってもらおうと企画され、8月に東部、代田中でも実施。今後3年かけて市内の全10中学校で行い、まとめた意見を市に提出し、施策の参考にしてもらう。神谷代表は「みんなの意見が、大人になった時に実現しているかもしれない」と呼び掛けた。
 運営委員を務めた中村佳廉さん(14)は「日頃から自分に何ができるのかを考え、できることから少しずつやり、自分たちの住む街をより良くしていきたい」と話した。
(由本裕貴)

ホワイトボードや付箋を使い、グループごとに意見をまとめる生徒=御津中で
ホワイトボードや付箋を使い、グループごとに意見をまとめる生徒=御津中で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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