Bリーグ三遠ネオフェニックス

今季唯一の豊川開催で滋賀と星を分ける

　男子プロバスケットボールの三遠ネオフェニックスは28、29日、豊川市総合体育館で滋賀レイクスターズと２連戦し、１勝１敗と星を分けた。
　今季唯一の豊川開催で、初日は三遠が滋賀の強力な守備に翻弄されてシュートの精彩を欠き、得意のスピード感あるパス回しも要所で影を潜めるなど、前半を30―35で折り返した。後半は残り32秒で７点を追う展開。追い上げも叶わず72―77で勝ち星を逃した。
　この日、気を吐いたのは今季Ｂ１リーグのアシスト成績で上位に位置する鈴木達也。序盤から勢い良く、最終的にアシスト７本、得点も助っ人のマーティンとモリソンに次ぐ12得点を叩き出し、３点シュートの成功率もチーム最高を記録した。
　２日目は75―61で勝ち、連敗を止めた三遠。今季の新加入・川嶋勇人がチーム最長34分の出場で、高いシュート精度を発揮。リバウンド、アシストでも貢献した。
　次節は11月４、５両日、敵地で横浜ビー・コルセアーズと対戦する。
（千葉敬也）