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A5等級だけ厳選「伊良湖黒牛。」

「伊良湖黒牛の会」の高木さん、菰田さん、河合さん、渡辺さん(左から)=休暇村伊良湖で
「伊良湖黒牛の会」の高木さん、菰田さん、河合さん、渡辺さん(左から)=休暇村伊良湖で
鮮やかな霜降りの「伊良湖黒牛。」=同
鮮やかな霜降りの「伊良湖黒牛。」=同

 田原市の和牛肥育農家、高木啓光さん(69)と河合善博さん(67)菰田守宏さん(54)渡辺義苗さん(55)の4人が、A5等級だけを厳選した特選黒毛和牛の新ブランド「伊良湖黒牛。」を発表した。地元が誇るブランド和牛肉として認知、定着させ、全国に売り込んでいく。
 肉牛を飼育する後継者不足や新規就農者離れ、業界の縮小傾向、輸入自由化による販売競争など、生産者をめぐる厳しい状況から、将来性を感じられるようなブランドを確立させ、若い新たな世代に和牛の魅力を感じてもらおうと手を携えた。
 専門機関・日本食肉格付協会が定めるA5は、和牛肉における最高等級の肉質として知られ、同会のA5等級比率は76%。同協会の2016(平成28)年度実績、全国平均30%を大きく上回っている。
 鮮やかな霜降りから生まれるとろけるような旨味と、ほのかに残る甘みなど、独特のおいしさを醸し出す「伊良湖黒牛。」。牛の状態を見極める力と真贋(しんがん)的観察力に裏打ちされた、ひたすら丁寧な飼養管理の継続と、こだわりがもたらしている。
 ブランド発売のため「伊良湖黒牛の会」を結成した4人は今月、市内で発表会を開催し、新たな船出に期待を込めた。
 現在は市内の休暇村伊良湖が夕食時間帯に提供。インターネットの「ヤフーショッピング」からも購入可能で、今後は旅館やホテル、飲食店など、取り扱いを増やしていきたい考えだ。
 4人は「孫の代まで続くブランドにしたい」「全国に知れ渡るようないい肉を届けたい」「地元からこのブランドを押し上げ、伊良湖に足を運んでもらえるきっかけにもしたい」としている。
 同会によると、他ブランドとの競合に勝ち抜くには、一定規模のブランド力拡大も必要なため、新規参入者も歓迎という。
(千葉敬也)

 田原市の和牛肥育農家、高木啓光さん(69)と河合善博さん(67)菰田守宏さん(54)渡辺義苗さん(55)の4人が、A5等級だけを厳選した特選黒毛和牛の新ブランド「伊良湖黒牛。」を発表した。地元が誇るブランド和牛肉として認知、定着させ、全国に売り込んでいく。
 肉牛を飼育する後継者不足や新規就農者離れ、業界の縮小傾向、輸入自由化による販売競争など、生産者をめぐる厳しい状況から、将来性を感じられるようなブランドを確立させ、若い新たな世代に和牛の魅力を感じてもらおうと手を携えた。
 専門機関・日本食肉格付協会が定めるA5は、和牛肉における最高等級の肉質として知られ、同会のA5等級比率は76%。同協会の2016(平成28)年度実績、全国平均30%を大きく上回っている。
 鮮やかな霜降りから生まれるとろけるような旨味と、ほのかに残る甘みなど、独特のおいしさを醸し出す「伊良湖黒牛。」。牛の状態を見極める力と真贋(しんがん)的観察力に裏打ちされた、ひたすら丁寧な飼養管理の継続と、こだわりがもたらしている。
 ブランド発売のため「伊良湖黒牛の会」を結成した4人は今月、市内で発表会を開催し、新たな船出に期待を込めた。
 現在は市内の休暇村伊良湖が夕食時間帯に提供。インターネットの「ヤフーショッピング」からも購入可能で、今後は旅館やホテル、飲食店など、取り扱いを増やしていきたい考えだ。
 4人は「孫の代まで続くブランドにしたい」「全国に知れ渡るようないい肉を届けたい」「地元からこのブランドを押し上げ、伊良湖に足を運んでもらえるきっかけにもしたい」としている。
 同会によると、他ブランドとの競合に勝ち抜くには、一定規模のブランド力拡大も必要なため、新規参入者も歓迎という。
(千葉敬也)

「伊良湖黒牛の会」の高木さん、菰田さん、河合さん、渡辺さん(左から)=休暇村伊良湖で
「伊良湖黒牛の会」の高木さん、菰田さん、河合さん、渡辺さん(左から)=休暇村伊良湖で
鮮やかな霜降りの「伊良湖黒牛。」=同
鮮やかな霜降りの「伊良湖黒牛。」=同

カテゴリー:社会・経済

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